ピアスの穴を開けてやっとお洒落を楽しめる!!と思っていたら、肉芽が出来てしまった…という経験はありませんか?
肉芽とは耳に穴を開けてピアスを通した時に、異常を感じ防御反応を起こして炎症してしまう症状の事を言います。
その肉芽が出来てた時に有効だと言われているのが「ホットソーク」。
初めて聞く人もいるのではないでしょうか。
ホットソークはお湯とお塩だけを使い症状の回復を手助けてしてくれる方法なのです。
今回はホットーソークの効果と、使うお塩は食塩で良いのか?ピアスは外した方が良いのか、つけたままでも良いのか?をお話しして行きたいと思います。
ホットソークの効果は?食塩を使っても良いの?
冒頭でも少しだけお話ししましたが、ホットソークとは「肉芽や炎症を起こした時に私達の体の中にある体液の塩分濃度に近付けた液体に患部をつけることで、症状が回復するスピードを早めたり助けてくれたりすること」を指します。
ただしあまりにも炎症が酷かったり化膿して痛みまで出てきているようだと病院で診てもらう必要があるので、この方法を試さず病院へ行きましょう。
出来始めの肉芽や膿であればホットソークをすることで、少し治りが早くなったり症状が落ち着いてきたりするのでオススメです。
ホットソークに使う塩って食塩でも良いの?
ホットソークをする上で大事なのが「ミネラルが含まれた海水100%の天然塩」を使うことです。
私達が普段食事の味付けに使っている調味用のお塩は添加物が入っていたりミネラルが含まれていなかったりとホットソークに使用するには向いていません。
逆に症状が悪化する場合も。
ただしお塩で有名な「伯方の塩(粗塩)」は海水100%の天然塩+添加物も入っていないものなので、ホットソークをする際は伯方の塩を購入すれば間違いないです!
ホットソークをする時にピアスは外すの?それともつけたままが正解?
◆ホットソークの簡単なやり方
◇用意するもの
- 体温に近い36度~40度のお湯
- 伯方の塩
◇手順
- 用意した体温に近付けたお湯に伯方の塩を混ぜ入れる(お湯が100ccの場合は塩は0.9g)
- 肉芽が出来ている患部をお湯につけ、10~15分浸けたままにしておく
- 15分ほど経ったら綺麗なお水でしっかり患部を洗い流す
この方法を1日1回、1週間ほど続けて行っていきます。
ホットソークをする時にピアスは外す?それともつけたまま?
ピアスホールが安定している場合は外して行っても良いですが、まだ安定していない場合逆に刺激となり腫れてくるかもしれないのでピアスはつけたままで大丈夫です。
ただしピアスの素材はアクリルか樹脂に変えた方が良いです。
ファッションピアスの上からやってしまうと痛みを感じたり、ピアス自体も塩分でくすんだりする事もあります。
ですからもしファッションピアスをつけている場合は外してから、違うピアスに付け替えて行うか抜いたまま行いましょう。
まとめ
ホットソークのやり方や内容を分かって頂けたでしょうか?
ピアスは楽しめな反面、突然耳の中が化膿したり炎症を起こしてトラブルを引き起こす事もあるのでホットソークを知っておくと役立つときがあるかもしれませんよ。
あまり酷い状態ではなく、少し肉芽が出来始めた時などはホットソークを試してみて下さいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!