和食料理を作る時に欠かせない料理酒!
食材のくさみ取りや味をしみこみやすくしたりする効果があります。
しかし、わりとしっかり自炊する場合しか料理酒は使わないので自炊をしないでいると使おうと思った時に賞味期限が切れてしまっていたということも。
もし賞味期限が過ぎていた場合そのまま使っても大丈夫なんでしょうか?
また、料理酒の開封後や未開封の場合の保存はどのようにすればよいのでしょうか?
そこで今回は、料理酒の賞味期限が過ぎても使って大丈夫なのか、開封後、未開封後の保存方法について紹介します。
料理酒とは
料理酒とは、アルコールを含んだ調味料のことです。
料理に使う目的をもった日本酒で、料理を美味しくするための旨み成分を多く含んでいます。
飲用する目的の日本酒と比べると酸味や雑味が多いですが、アルコールによる素材への効果に加えてコクや旨みそして甘味を加え料理を美味しく仕上げることができます。
素材の生臭みを消す、コクとうまみを与える、味を染み込みやすくする、素材をやわらかくするといったアルコールによる調理効果が発揮されます。
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料理酒の賞味期限ってどれくらい?
開封前の料理酒は、直射日光が当たらない冷暗所での保存がおすすめです。
料理酒には調味料が加えられており、高温で保存すると変質しやすくなり、風味が失われます。
料理酒の賞味期限は、未開封で1年~1年6ヵ月程度です。
開封したら、賞味期限は2ヵ月になります。
開封した場合は、できるだけ早く使いきるようにしましょう。
賞味期限が過ぎた料理酒は使っても大丈夫?
料理酒は開封したらなるべく早めに使いきることをおすすめしますが、開封されていない場合は賞味期限が少し切れていても風味も変わりなく品質にも問題なく使用できます。
また、料理酒は殺菌作用のあるアルコールでできているので料理酒の中で細菌が繁殖することはありません。
それに多くの場合、料理酒は過熱調理して使われるので、風味などを保障する賞味期限が切れても口にすることは問題ありません。
ただし、賞味期限を大幅に過ぎている開封した料理酒は、色味や匂い、酸味などを少し舐めて確認してから使うようにしましょう。
異臭がしたり、黄色や茶色に変色している場合は使用は控えてください。
料理酒の保存方法(開封後、未開封)
料理酒は有機酸や食塩などのうまみ成分などが豊富なため、高温で保存したり紫外線に当たると風味を損なう可能性があります。
未開封の料理酒の保存には冷暗所 (10~15℃)にて、直射日光等紫外線を避けて常温保存。
開封後は冷蔵にて保存しましょう。
また、開封後はアルコールが飛んでしまわないようにしっかりとキャップを閉めることも忘れないでください。
まとめ
今回は料理酒の賞味期限が過ぎても使って大丈夫なのか、保存方法について調べてみました。
料理酒は賞味期限が過ぎても使用できますが、念のため色を見たりなめたりして味を確認して判断しましょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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