ナパージュって知っていますか?
ケーキやタルトの上のフルーツにかかっているゼリーの事でつやつやに仕上げてくれるデコレーションです。
キラキラ輝いていて見た目も綺麗なナパージュのケーキにうっとりしてしまうくらい‥‥
そんなナパージュの作り方や塗り方、コツ、使い方を知れば自分で作ってみたいと思いませんか?
そこで今回は、ナパージュの塗り方やコツ、使い方について紹介します。
ナパージュの塗り方のコツと作り方
ナパージュの作り方は、家にある材料で簡単に作ることができます。
ナパージュの作り方
【材料】
ゼラチン2g・お砂糖20g・水80cc(ゼラチンはお砂糖と水を合わせた分量の2%)
【作り方】
① お鍋にお水と砂糖を入れて砂糖が溶けるまで火にかけます。
② 溶けたら戻しておいたゼラチンを入れて粗熱がとれたら完成です。
板ゼラチンは、冷水に入れて柔らかくなるまで置いておき、柔らかくなったらしっかりと水けを絞って使います。粉ゼラチンは、5~6倍量の水に粉ゼラチンを振り入れて、ダマにならないようにすぐに混ぜましょう。
ナパージュの塗り方
ナパージュの塗り方は、フルーツの上から刷毛で塗る方法とナパージュの液の中にフルーツを入れてからトッピングする方法があります。
フルーツが大きく安定した形で盛り付けられている場合は刷毛で、ブルーべりのように小さくてコロコロした形のものはナパージュの液につけてトッピングする方が良いでしょう。
ナパージュの塗り方のコツ
ナパージュが固まってしまった状態で塗ると、うまく広げられずに綺麗に塗れません。
逆に熱くてシャバシャバな状態のものを塗ってしまうとケーキから流れ落ちてしまったり、垂れたナパージュがクリームを溶かしてしまいケーキが汚くなってしまいます。
綺麗に塗るコツは、ナパージュにトロミがある状態(30度位)で、一度にたっぷりと刷毛につけ塗りたくった方が綺麗に塗れます。
また、小さくてコロコロしたフルーツに塗る場合は、刷毛で塗ると押されて転がってしまったり、クリームに埋もれてしまったりしてフルーツに位置がずれてせっかくの盛り付けが台無しになってしまうので、ナパージュ液につけてトッピングすると綺麗に仕上がります。
ナパージュの使い方
使い方はとても簡単です。
フルーツタルトやケーキなどにつやを出すために使うときは、ナパージュに対して20%の水を入れて火にかけましょう。
例えばナパージュを100g使いたいときは水は20ccですね。
ナパージュが完全に溶けたら熱いうちにフルーツやケーキ生地にのせて使います。
タルトやケーキ以外の使い方もあって、ムースの上にかければ表面がツヤツヤ仕上げになってデコレーションの下を透けさせることもできます。
また、フルーツピューレに混ぜて使うこともできます。
ツヤツヤになり発色が良くなりあざやかな色になります。
まとめ
ナパージュの塗り方のコツをご紹介!使い方を知ってお菓子作りに活用しよう♪
- ナパージュの作り方は、ゼラチン2g・お砂糖20g・水80ccを溶かして作る
- ナパージュの使い方には、刷毛で塗る方法とナパージュ液につけて使う方法がある
- ナパージュの塗るコツはとろみがある状態で一気に塗ることである
今回はナパージュの作り方や使い方、塗り方のコツについて調べてみました。
ケーキをツヤツヤにしてくれるナパージュ!
塗る時のとろみが仕上がりの綺麗さに繋がるので、良いとろみのナパージュを塗るようにしましょう。
透明のナパージュは砂糖とゼラチン、水があればで簡単に作れます。
ナパージュの水を一部ジュースやフルーツのピュレにして色付きのナパージュにしたり、洋酒を混ぜて香りつきのナパージュにしても良いかもしれませんね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです