山芋のすりおろしと言えば「とろろ」ですが、そば屋さんでよく見かけたり定食屋さんでもとろろご飯として出されていますよね。
家でも手軽に出来て、とっても美味しいのでついつい大量にすりおろしてしまいがちです。
でも気付けば黒っぽく変色していたり、日持ちしないイメージもあります。
そこで今回は山芋をすりおろしたらどのくらい日持ちするものなのか?変色を防ぐ方法や冷凍保存は可能なのか?について詳しくお話ししていきたいと思います。
山芋をすりおろしたらどのくらい日持ちする?
◆日持ちする期間と長持ちしない理由
山芋をすりおろしてどのくらい日持ちするか?と言うと、冷蔵保存で密閉して2日程度です。
元々の山芋の状態によっては次の日には変色している場合もあります。
どうして山芋のすりおろしは日持ちしないのか?と言うと、山芋は乾燥に弱いので皮をむいて空気に触れ始めると酸化し始めてしまうからです。
そこに「すりおろす」工程を入れると、余計に乾燥が進み水分が抜けていくので黒っぽくなってきたり風味も抜けていきます。
◆山芋は腐るとどうなる?
腐ってくると、
- 酸っぱい匂いがする
- 酸っぱい味がする
- 茶色くなってきている
間違って食べてしまうと吐いたり、下痢を起こしたりするので気をつけて下さいね。
変色を防ぐ方法は?冷凍保存はできるの?
でも毎回山芋をすりおろすのは面倒…出来れば変色しにくくて、保存期間が持つ方法があればそうしたい!と思いますよね。
実はあります!
山芋の変色を防ぐには普通に冷蔵保存したのでは避けられません。
◆変色を防ぐ方法①酢を入れる
変色を防ぐには少量の「酢」を入れると黒っぽくなるのを防げます。
◆変色を防ぐ方法②プラスチック製のおろし器を使う
それから意外と知っている人が少ないのが使うおろし器によって変色しやすさが変わると言うところです。
実は金属のおろし器を使うと変色しやすいと言われているので、プラスチック製を使うことをオススメします。
◆変色を防ぐ方法③冷凍保存する
でも1番は「冷凍保存」がオススメ。
山芋のすりおろしって冷凍保存できるの!?と思ってしまいますが、できます!
その際気をつけたいのがなるべく薄く広げて冷凍する事。
その方が使いたい分だけパキッと折って解凍できるので、無駄に解凍しなくて済みます。
冷凍保存するときはラップやジップロックに広げて保管すると良いですよ。
それから解凍するときの注意点として「レンジを使わない事」。
すりおろした山芋は熱に弱く、熱を加えると固くなってしまうので冷蔵庫に入れてゆっくり解凍していきましょう。
ちなみに冷凍ですりおろした山芋を保管する場合保存期間は「1ヶ月ほど」です。
1ヶ月以内を目安に食べきるようにして下さいね!
まとめ
山芋は皮を剥かずに冷蔵庫に入れていればそれなりに日持ちしますが、やはりすりおろしたものは乾燥に敏感ですぐに腐ったり色が悪くなりやすいので1番は食べたい時にするのがベスト。
ただ時間がない人や毎日食べたい人は少し面倒ですよね。
そんなときは上で説明した方法で保存してみて下さい。
山芋を上手に保存して美味しく安全に食べましょうね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!