ハンバーグやステーキ、魚のムニエルを作るときにフライ返しがあると便利ですよね。
でもいざ使おうと思ったら、壊れてた!なかったということも‥そんな時ってすごく困りますよね。
何かで代用できないかしら?なんて思ったりもします。
それに、いろいろ材質がある中でシリコン製のフライ返しは溶けたりしないか心配になります。
そこで今回は、フライ返しの代用には何が使えるか、シリコン製の物が溶けてしっまたらどうなるのかについて紹介します。
フライ返しとは
フライ返しとは、フライパンで調理をするときに使うへらのことで、フライ(揚げ物)調理や炒め物調理に用いられ、加熱中の食材へ均一に火を通すためや、調味料を料理全体に行き渡らせるために使われます。
また、ハンバーグなどの場合は、調理後、盛り付けのために皿へ運ぶ際にも使われます。
フライ返しには、ステンレス製や金属製、木製やナイロン製、シリコンでコーティングしたものなどがあります。
ステンレス製や金属製
丈夫ですがテフロン加工のフライパンとは相性が悪く、鉄製のフライパンと一緒に使用するのがおすすめです。
主に身崩れしやすい魚やパンケーキのような柔らかい生地を返す際に使用するのが良いでしょう。
木製のフライ返し
フライパンの傷をつけにくいですがフライパンの温度によって先端が焦げてしまうこともあります。
しかし、溶ける心配はなく、仮にそれが口に入ったとしても害はないので安心です。
ナイロン製
熱に弱く溶けやすいため高温で調理する場合には向いていません。
食材を入れる間や調理の最中に入れっぱなしにしておくと、ナイロンが溶けてしまうことがあるので注意が必要です。
シリコン製
ナイロン製のものよりも溶けづらく、弾力性があるため使い勝手も抜群です。
弾力性によって食材が滑りにくくなるため、初心者にはおすすめのフライ返しと言えるでしょう。
ただし、調理中に長時間放置していると、ナイロンと同じように溶ける可能性があるため、いくら溶けにくいとは言ってもそのままにしておかないようにしておきましょう。
フライ返しとターナーの違いとは?シリコン素材は溶けるから危険なの?フライ返しの代用に使えるものは?
フライ返しの代用には、少し大きめのサラダをとり分ける時に使うスプーンと菜箸があれば大丈夫です。
スプーンで食品をすくい、菜箸で挟んでひっくり返します。
他には、ヘラやスパチュラでも代用できます。
ヘラやスパチュラだと、混ぜることもでき、その上フライ返しの役割も果たせて、とても便利です。
シリコン製品が溶けたらどうなる?
シリコンは基本的には200℃を超える高温にも長時間耐えることができ、有害物質は発生しないといわれています。
しかし、人体に影響を及ぼす有害物質ではありませんが、シリコンから発生する特有のガス(環状シロキサン)は、加熱温度が200℃になると発生するといわれています。
また、材料に対して食品安全面での規制がありますから、きちんとしたメーカー品の様なものでしたら、基本的には安全だと思います。
人体への悪影響はないといわれているとしても、200℃以上に加熱することはなるべく避けたほうが無難でしょう。
ゴムベラの代用には耐熱性があるものが良い!溶けたりしないで安心して使える♪熱に溶けにくい製品は?
上記で述べたようにフライ返しには、ステンレス製や金属製、木製やナイロン製、シリコン製があるわけですが、それぞれに耐熱温度は・・・
●ステンレス製・金属製(700℃~800℃)
●木製(200℃~250℃)
●ナイロン製(180℃~200℃)
●シリコン製(200℃~400℃)
耐熱温度から見るとステンレス製や金属製が高いため一番溶けにくい材質ですが、物自体固いためフライパンに傷が入る恐れがあります。
もしこれらの素材のフライ返しが溶けたとしても体に害を与えることはありません。
日本の食器や調理器具の安全性は、食品衛生法により基準が設けられており、(食品衛生法第16条)有害な物質が溶出して健康を損なう可能性がある食器具は、製造、販売、使用してはいけないと‥されています。
まとめ
フライ返しの代用には何が使える?シリコンのものが溶けてしまった時に代わりに使えるものとは?
- フライ返しとは食材を炒めたりするための調理道具
- フライ返しの代用には、ヘラやスパチュラなどで代用できる
- シリコン製のフライ返しがもし溶けたとしても人体に害はない
- 一番溶けにくい材質はステンレス製か金属製で耐熱温度は700℃~800℃まで耐えられる
今回はフライ返しについて調べてみました。
フライ返しがなかった時は代用品としてヘラやスパチュラなどが使えます。
もしこの2つがなかったとしても、スプーンや菜箸ならどの家庭もあるので困ることはないですね。
それに、たとえフライ返しが溶けてしまったとしても人体には害がないので安心して使えるでしょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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