白玉団子を作るときに使う白玉粉。
ぜんざいに入っている白玉っておいしいですよね。
あんこやきな粉をつけても、あんみつなどに入れても最高です。
しかし、ダイエット中だと気になるのが糖質やカロリー。
一体白玉粉とはどんなものなのか、どのくらいのカロリーや糖質があるのか調べてみました。
また中には、白玉粉ではなく上新粉を使って作る人も‥‥その理由としては食感などが違ってくるようです。
そこで今回は白玉粉は何なのか?上新粉との違いやカロリー、糖質についてまとめてみました。
白玉粉とは何?
白玉粉の原料はもち米です。
精米したもち米を、一晩水に浸け柔らかくし、水を加えながらすりつぶし、その白い液を圧縮、脱水してから細かく削り乾燥さたものが白玉粉。
白玉粉に水を加えて混ぜ成形し、お湯でゆでる調理法が一般的で、白玉だんごや大福餅などに使われています。
調理すると舌触りがよくつるっとなめらかで、柔らかさと粘りがあってもともちとした食感と弾力があります。
冷やしても固くならないのが特徴です。
白玉粉と上新粉の違い
上新粉の原料はうるち米です。
うるち米を精米し、水に漬けてから粉砕し、乾燥させています。
調理法は、粉をお湯で練り、ひとかたまりにして杵などでついてから蒸します。
その後ひと口サイズに成形することが一般的で柏餅や月見団子、ういろうやかるかんなどに使われています。
米の風味が残っており、強いコシと弾力があるのが特徴です。
つまり、白玉粉と上新粉では製法と原材料が違うんですね。
また、それによって食感も変わってくるわけです。
もちもちとしていてツルンとさっぱり食べたいなら白玉粉、食べごたえがあり、少し固めの食感を感じたいなら上新粉がむいています。
白玉粉のカロリーは?
白玉粉はもち米から作られているので、カロリーは高くなります。(摂取量おやつ1日200kcal以下)
白玉粉100gあたり、369kcal
白玉粉50gと水50gから成る白玉団子100gだと約185kcalです。
白玉団子は1個のサイズが10g前後の小さな食品ですから、摂取量に注意すればダイエット中でも食べられそうですが、餡子やきな粉の量には気を付けてください。
白玉粉の糖質は?
白玉粉はもち米からつくられているので、糖質は高くなります。(摂取量おやつ1日5g以下)
白玉粉50gに水50gで白玉団子を作ると、100gあたり約39.8gの糖質量になります。
そして、白玉団子1個で10gだとすれば、糖質量は4gほどです。
白玉団子1個でおやつは終わり。餡子やきな粉の量によっては1個ですら糖質5gを余裕で超えてしまうでしょう。
白玉粉が糖質制限向けでないと分かります。
まとめ
白玉粉って何?上新粉との違いやカロリー、糖質についてご紹介!
- 白玉粉の原料はもち米である
- 白玉粉と上新粉の大きな違いは原材料の製法である
- 白玉粉のカロリーは100gあたり3691kcal、糖質は39.8gである
- 白玉粉を使った団子は、つるっとし舌触りで、柔らかくもちっとした食感であり冷めても固くならない
今回は白玉粉と上新粉の違いや白玉粉のカロリーや糖質について調べてみました。
同じ団子を作る白玉粉と上新粉でも原材料や製法によって食感が変わるということがわかっていただけたのではないでしょうか?
自分の好みの食感によって使い分けてみるのもよいでしょう。
でも、カロリーや糖質が高めなのでダイエットしている人は食べ過ぎないようにしてくださいね。
また白玉粉の代用については、『白玉粉の代用には何が良い?【小麦粉・もち粉・片栗粉・米粉】』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。