最近では洗濯洗剤と言えば液体の洗剤を使っている人が多いのではないでしょうか。
でも、液体洗剤の中でも普通のサイズとコンパクトになった洗剤があります。
コンパクト洗剤と普通の液体洗剤とはどの様な違いがあるのでしょうか。
特に洗浄力やコスパに関しては気になりますね。
そこで今回はコンパクト洗剤とはどういう物なのか、液体洗剤とコンパクト洗剤の洗浄力の強さやコスパについて比較していきます。
コンパクト洗剤とは
コンパクト洗剤とは、液体洗剤の水分をカットしたものが濃縮されたもののことをいいます。
とても水に溶けやすい性質があるため、繊維に洗剤が付きにくいので、1回すすぎできれいになります。
コンパクト洗剤のメリット
1度すすぎの時短で洗濯ができるのは、凝縮コンパクト洗剤の大きなメリットです。
洗濯を2回まわすのが面倒で、少し無理でも洗濯物をパンパンに大量に詰め込んで洗濯してしまうと、どうしても汚れや臭いが取れにくくなります。
しかし、コンパクト洗剤なら、すすぎ1回で十分洗剤が落としきれるので洗濯時間が短くて済み2回洗濯機を回すことも可能になります。
コンパクト洗剤のデメリット
すすぎ1回の洗剤を使った洗濯で、すすぎをすると、洗剤の大部分は流れていき、手触り感は普通の洗剤を2回以上やった状態と変らなくなります。
ただ、1回すすいでるだけにもかかわらず、良くすすげているように思えるのですが、実は洗剤の成分は繊維の中に残留する形になってます。
アトピー性の肌が弱い人や、特に赤ちゃん用の衣類を洗う方は、すすぎ2回以上にした方が良いと思います。
液体洗剤との違いの比較
液体洗剤とコンパクト洗剤の違いは簡単にいえば、水分の差です。
液体洗剤の水分をカットしたものがコンパクト洗剤なのです。
液体洗剤
すすぎ ・・・・・ 2回
容器の大きさ ・・・・ 大きい
コンパクト洗剤
すすぎ ・・・・・ 1回
容器の大きさ ・・・・・ 小さい
洗浄力やコスパはどう違う?
濃縮洗剤は使用する分量が減っただけで洗濯回数は表示されている回数分しか洗濯できません。
コンパクトサイズの液体洗剤は、購入する主婦から「重い」との要望があり、濃縮洗剤へと改良された結果ですから洗浄力に関してはそんなに変わりません。
しかし、洗浄力でいえば粉末洗剤に劣ります。
また、コスパの面では、洗濯1回分(2kg分、水30L)あたりの洗剤の値段を比較すると、液体洗剤だと7円前後~高いものだと10円を超えます。
コンパクト洗剤の方は、1回あたり7円前後。
コンパクト洗剤の方が容器が小さいので割高に感じますが、1回の使用量が少ないので意外とコスパはよいです。
さらに、コンパクト洗剤はすすぎ1回ということで節水もできるのでトータル的にはかなり節約になります。
まとめ
コンパクト洗剤とは?液体洗剤との違いを比較!洗浄力やコスパはどう違う?
- コンパクト洗剤とは液体洗剤よりも更に水分をカットし濃縮された物である
- コンパクト洗剤はすすぎ1回で良いため時短・節水できるが、洗剤の成分は繊維の中に残留しやすい
- コンパクト洗剤と液体洗剤の違いはすすぎ回数と容器のサイズが違う
- どちらも洗浄力は同じだが、コスパはコンパクト洗剤の方が少し安い
今回はコンパクト洗剤と液体洗剤の洗浄力やコスパの違いについて調べてみました。
洗浄力に関してはコンパクト洗剤と液体洗剤とは変わらないですがコスパ面ではコンパクト洗剤の方は安くなります。
それに、コンパクト洗剤だと容器が小さいので置き場所にも困らないですね。
ただ、すすぎ1回だと洗剤の成分は繊維の中に残留しやすいのでアレルギー体質の方や赤ちゃんがいる家庭では気をつけてくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。