暖かくなる季節が近づくと、氷で冷えた飲み物が美味しい季節になります。
寒い季節でも、暖かい室内で冷たい物を口にしたい時もありますよね。
氷は冷蔵庫の冷凍室・氷専用室で作ることができますが、どのくらいの時間が経てばできるのでしょうか?
冷凍室で作っていたのにまだできない!って経験ある方も多いと思います。
急いでいるときにできないと困ってしまいますよね。
そもそも、家庭の冷蔵庫の温度はいったい何度くらいに設定されているのでしょう。
その温度ではどのくらいの時間が経てば氷はできるのでしょう。
そこで、今回は氷を冷蔵庫で作ってもできない時に役に立つ、時間がどのくらい経てば氷ができるのかをご紹介いたします。
冷蔵庫の冷凍室の温度と氷のできる時間
一般的に、家庭用の冷蔵庫の冷凍室の温度は性能により異なり、JISの規定でワンスターからフォースターに分類されます。
・ツースター★★…-12℃以下
・スリースター★★★…-18℃以下
・フォースター★★★★…-18℃以下(冷凍室内100Lあたり4.5kg以上の食品を24時間以内に-18℃以下に冷凍できる性能が有るもの)
現在一番流通している冷蔵庫はスリースター、フォースターが主ですので、-18℃以下の場合で考えていきましょう。
ご自宅の冷蔵庫がどれに当たるかは、冷蔵庫のドア内側に表示がありますのでそちらで確認できます。
スリースター、フォースターの―18度での製氷時間はだいたい2時間くらいといわれています。
氷を早く作りたい時
どうしても早めに氷を使いたいとき、ありますよね。
氷は30分程あれば冷凍室でできちゃうんです!
- 表面積を広くする
- 金属製の容器を使用する
氷を作る際によく使用されるのが、プラスチック製の製氷皿です。
しかしプラスチックよりも熱伝導がしやすい金属製のものを使うと格段に早くなります!
以上2点をクリアしているのが、アルミカップです。
お菓子作りでよく使用される銀紙ですね。
アルミカップを使用すれば、約30分でしっかり固まった氷ができますよ!
水よりお湯が効果的
「ムペンバ効果」という言葉をご存知でしょうか?
水よりもお湯を冷やした方が、早く氷になる現象を指します。
冷たい物の方が早く凍りやすいというイメージがありますよね。
しかし、実際にはお湯の方が氷になるのが早い原理が科学的に解明されています。
家庭で氷を作る場合、あまり温度の高いお湯を使ってしまうと、冷凍室内の他の食品に影響がでる可能性がありますので、気をつけましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
暑い夏に氷でキンキンに冷したお酒やジュースを飲むと至福の気分が味わえます。
氷はできるまでに時間がかかるもの、と思っていましたが、今回ご紹介した方法であれば、比較的短時間で完成します。
暑い夏を乗り切るためにも!ぜひ参考にしてみてください。
また氷を管理する冷凍庫については、『家庭用冷凍庫の温度の基準は平均何度くらい?温度が下がらない時の解決法についてもご紹介!』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。