ゼリーなどのお菓子を作る時に必要なゼラチン!
粉ゼラチンと板ゼラチンに2種類あるのをご存知でしょうか?
レシピを見ると、粉ゼラチン○○g、板ゼラチン○○g…などと記載してあるのですが、この粉ゼラチンと板ゼラチンに違いはあるのでしょうか?
またどちらか一方しかストックがなく、代用して使う場合は、重量換算で同じ分量gで置き換えれば良いのでしょうか…。
そこで今回は、粉ゼラチンと板ゼラチンの違いについてと、代用する場合の換算分量についてご紹介いたしますね。
粉ゼラチンとは板ゼラチンの違い
粉ゼラチンは、溶けやすく扱いやすいというのが特徴です。
板ゼラチンは、粉ゼラチンに比べ溶けにくいですが、クセが少なく、透明感もあります。
形状が違うだけで、主成分は同じです。
ゼラチン初心者さんは扱いが容易な粉ゼラチンの使用がオススメですが、慣れてきたらレシピにより使い分けるのが良いですね☆
代用する際の注意点
粉ゼラチンも板ゼラチンもどちらもストックするのはちょっと…と感じてる方もいらっしゃると思います。
どちらかの用意があれば、代用して調理できます。
粉ゼラチンと板ゼラチンをそれぞれで代用したい場合、同じグラム数での換算で大丈夫です。
ふやかすために使用する水分の量も同じです。
出来上がりの差は、板ゼラチンで作り上げた方が口当たりがなめらかになります。
透明感も板ゼラチンを使用した時の方が出ます。
透明感重視のゼリーを作る場合はなるべく板ゼラチンを用意した方が良いでしょう。
また、板ゼラチンは口当たりがなめらかな分、食感が柔らかくなります。
ある程度弾力が欲しいな~と思うものを作る場合は、目安の分量よりも少しだけ多めに使用するのが良いそうです。
そもそも”ゼラチン”とは?
ゼラチンは、コラーゲンを主成分としています。
コラーゲンに熱を加え、ゾル化・ゲル化したものを「ゼラチン」と言います。
女性の美肌と健康に必要なコラーゲンとタンパク質を手軽に摂取できるうれしい食材なのです。栄養成分の約87%がタンパク質、約12%が水分となっています。
人間の体で重要な働きをするタンパク質ですが、ゼラチンのタンパク質は多くを家畜の骨や川から抽出しています。
最近では、魚類から抽出した魚ゼラチンという新しい種類も普及しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
粉ゼラチンと板ゼラチンの違いについてお分かり頂けたでしょうか?
- どちらも主成分はコラーゲン!形状が違うだけで基本的に同じです♪
- 溶けやすく初心者向きなのは粉ゼラチン
- 透明感・口当たりを重視するなら板ゼラチン
- 分量換算は同じグラム数でOK!
暑い季節だとゼリーのようなツルッとしたスイーツが食べやすくて美味しいと感じますよね。自宅でゼリーを作る機会も多くなるのではないでしょうか。
粉ゼラチンと板ゼラチンの特徴を理解し、代用する際にどのような仕上がりになるのかがわかっていれば、簡単に作れちゃいますよね!
ゼラチンによく似た寒天について、
『棒寒天と粉寒天の違いとは?溶かし方は何が一番良い?』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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