とうもろこし粉、コーンスターチ…どちらも聞いたことのある言葉です。
とうもろこし粉はトルティーヤ、コーンスターチはカスタードクリームの材料として使われています。
両方とも、とうもろこしが原料なことは言葉から思い浮かびますが、詳しい違いってご存知でしょうか?
英語にしただけなのか、そもそも加工が違うのか…
ということで!今回は、とうもろこし粉とコーンスターチの違いと、そのカロリーや作り方もご紹介いたします!
とうもろこし粉とは
とうもろこし粉とは、とうもろこしを乾燥させて粉末にしたものです。
小麦粉と同じようなものですので、、パンやトルティーヤ、ピザ生地などにも使えます。
でんぷんだけでなく、タンパク質、ミネラル分も含まれています。
とうもろこし粉は別名、コーンミールと呼ばれています。
コーンスターチとは
コーンスターチは、とうもろこしからデンプンだけを抽出したものです。
原料のとうもろこしを特別構造の粉砕機で胚芽を破壊しないように砕いてから、胚芽を分離させた後でデンプンを取り出します。
その後、脱水・乾燥させて粉末状になったものがコーンスターチです。
デンプンなので、性質は片栗粉と同じです。
料理によっては片栗粉の代用に使われることもあります。
とうもろこし粉・コーンスターチのカロリー
とうもろこし粉のカロリー
大さじ1杯で約22kcalです。大さじ1杯は約6gです。
炭水化物やタンパク質が多いですが、栄養価はビタミンB6、マグネシウムが多く含まれています!
とうもろこし粉は小麦粉として代用できます。
小麦粉のカロリーは、大さじ1杯で約37kcalです。
小麦粉よりもカロリーが低いため、摂取カロリーを抑えたい場合はとうもろこし粉で代用してもよさげですね♪
コーンスターチのカロリー
大さじ1杯で約35kclです。大さじ1杯の重さは約10gです。
栄養価はカリウム、リンが多く含まれています!
料理によっては片栗粉の代用品として使用されます。
片栗粉のカロリーは、大さじ1杯で約33kcalです。
それほどカロリーに差はありませんので、自宅に片栗粉が無い!という時以外はレシピに記載通りのもので作りましょう♪
とうもろこし粉・コーンスターチの作り方
とうもろこし粉は、乾燥させたとうもろこしを石うすやすりこぎなどを使い、細かく粉末状にできれば完成です。
一方、コーンスターチはとうもろこしのデンプン質のみを分離させ、粉末状にできれば完成です。
デンプン質のみを分離させるのは特殊な機械が必要ですので手作りするのは不可能に近いです。
まとめ
とうもろこし粉とコーンスターチはどちらもとうもろこしを原料としていますが、その性質が違いましたね!
とうもろこし粉とコーンスターチの違い
- とうもろこし粉はとうもろこしを乾燥させて粉末状にしたもの
- とうもろこし粉は小麦粉の代用品にもなる
- コーンスターチはとうもろこしからデンプンのみ抽出して粉末状にしたもの。
- コーンスターチは片栗粉として代用できる料理もある
- カロリーは、とうもろこし粉は大さじ1杯約22kcal!コーンスターチは大さじ1杯約35kcal!
- とうもろこし粉は手作り可能ですが、コーンスターチは手作りは不可能です。
これで、お料理をする際やお菓子作りの際にどちらの材料が出てきても、どんな用途のために使用されるか、どんなもので代用できるかなども理解できますね♪
またコーンスターチについて詳しくは、
『コーンスターチの代用にはベーキングパウダーと小麦粉どちらが良い?チーズケーキやクッキーを作る時必見!』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。
私はスポンジを焼くときに小麦粉の分量の1/3をコーンスターチで入れます。
しっとりふわっとした 口当たりの良いスポンジが焼けます。
ぜひ試してみてください。
ご意見ありがとうございます。是非参考にさせていただきます!