合わせ味噌という言葉を聞きますが、合わせ味噌とはどういうものなのかご存知ですか?味噌には麦味噌や米味噌がありますが、それらを混ぜた味噌なのかな?というイメージですよね。
また、味噌を手作りしている人たちもいるようですがどのようにして作るのか興味が湧いてきますよね。味噌の作り方ってどんなのでしょうか。また、賞味期限はどのくらいもつのでしょうか。味噌好きの人には、自宅で手作りの味噌なんてワクワクしてしまいますね。
今回は、合わせ味噌とはどんなものなのか、そして合わせ味噌の作り方や賞味期限などを調べてみましたのでお伝えします。
合わせ味噌とはどんな味噌?
合わせ味噌というのは、米味噌、豆味噌、麦味噌のどれかを3種類あるいは2種類合わせたものです。
あるいは、赤味噌と白味噌を合わせたものを合わせ味噌という場合も多いです。
赤味噌と白味噌というのは、白味噌の場合は大豆をゆでて短期熟成で作るのに対して、赤味噌は大豆を蒸して長期熟成で作るという作り方の違いによって色素の薄い味噌、色素の濃い味噌という違いが出てきます。
合わせ味噌には味や風味にどのような特徴があるのかというと、風味がマイルドで味噌特有のクセというのがありません。
「味噌は遠いものを合わせるといい」といわれていますが、産地や色、原料が遠く違うものほど合わせると両者の美味しさを引き立たせるといわれています。
合わせ味噌の作り方とは?
用意するもの
- 大豆1kg
- 米麹1kg
- 麦麹1kg、塩620g
今回は、米麹と麦麹の二種類を使った合わせ味噌の作り方をご紹介します。大豆、米麹、麦麹それぞれ1kgと、塩620gで5.5キロの味噌ができます。
作り方
- 大豆を圧力鍋で煮て冷まし、ペースト状に潰す。
- 米麹、麦麹、塩を混ぜて大豆ペーストも混ぜる。
- 容器に入れ塩を振り、重石をして2ヶ月発酵させる。
大豆をまずはよーく水洗いして大豆の3倍の水に15時間くらい浸しておきます。
水を吸った大豆を圧力鍋などに入れて火にかけて、沸騰したらアクを掬って捨てて蓋をして30分くらい煮ます。
蓋をとって一粒掬ってみて、指で潰れるくらい柔らかくなっていたらそのまま30度より低くなるまで冷まします。
冷めた大豆をすり鉢に移して、粒がなくなるまですりつぶします。フードプロセッサーで一気にペースト状にしてもいいでしょう。
そうしたら、塩と米麹と麦麹を合わせておきます。そして先程の大豆を混ぜます。ムラなく全体的に混ぜ合わせたら保存容器に詰めます。
カビを防ぐために米焼酎を霧吹きでシュッシュッとかけたり、表面に塩を薄く振ります。味噌の3分の1くらいの重さの重石をして、発酵させます。夏なら2ヶ月、冬なら3ヶ月くらい熟成させます。完成です。
手作り合わせ味噌の賞味期限は?
賞味期限は決まっていないといわれていますが、1年位で食べきってしまうのがいいでしょう。
まとめ
さて、いかがでしたか?
まとめますと、
合わせ味噌とは?合わせ味噌の作り方、賞味期限は・・・
- 合わせ味噌とは麦味噌、米味噌、豆味噌などを合わせたもの
- 作り方は簡単に言うと、大豆を煮て冷まし、麦麹と米麹と塩と混ぜ合わせたら重石をして数ヶ月熟成させる
- 賞味期限はないが、1年くらいで食べきるのが良い。
ということでしたよね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。