赤ワインを使った料理は子供に食べさせても大丈夫?妊娠中は控えた方が良いの?

ちょっと加えるだけで味にコクがでる赤ワイン!

よく煮込み料理に赤ワインは使われますが、子供や妊娠中は食べても大丈夫なのでしょうか?

もし、食べてしまって子供が酔ってしまったり、お腹の赤ちゃんに悪い影響を及ぼさないか心配になりますね。

そこで今回は、赤ワインを使った料理は子供や妊娠中に食べても大丈夫なのかについて紹介していきます。

【スポンサードリンク】

赤ワインを料理に使う理由とは

お肉の煮込み料理を作る時、必ずといっていいほど赤ワインが使われています。

その理由は・・・

  • 赤ワインに含まれているタンニンが、臭み消しや柔らかくしてくれる。
  • 色付けとコクを上げてくれる。
  • 上品な香りになり、ワンランク上の料理に仕上がる。
  • 抗菌効果で肉が日持ちする。

ほとんどの家庭では、肉の臭みや柔らかくするために日本酒が使われていることが多いですが、赤ワインのように色付けやコク、上品な香りを出すことはできません。

赤ワインを使うことで見た目や味が良くなる、ワンランク上の料理に仕上がります

しかし、赤ワインを使った料理を子供や妊娠中に食べても大丈夫なのか気になるのではないでしょうか?

赤ワインを使った料理は子供や妊娠中に食べても大丈夫?

赤ワインのアルコールは、火にかけると簡単に飛んでいきます

入れる量にもよりますが、赤ワインを入れて沸騰してから3分ほど煮詰めれば大丈夫でしょう。

また、お肉を柔らかくするために仕込みとしてお酒に漬けている場合でも、フライパンでお肉を焼いている間に自然と飛んでしまうので、特に気にする必要はありません。

ですので、子供や妊娠中でもしっかりとアルコールが飛んでいれば食べても大丈夫です。

もし、加熱が足りなかったとしても、そのまま飲むよりも圧倒的にアルコールの量は少ないため、その程度であれば問題はないでしょう。

【スポンサードリンク】

なぜ子供や妊娠中にアルコールを摂ってはいけないのか

子供の場合

子どもは心身ともに成長期にある上、アルコールを分解する働きが未熟です。

そのためアルコールが体内に入ると、脳細胞が影響を受けて学習意欲が低下したり、性ホルモンのバランスが崩れて生殖機能の発達が妨げられる危険性があります。

また未成年のうちから飲酒を続けていると、数ヵ月~2年といった短期間のうちにアルコール依存症を発症することもあります。

妊娠中の場合

アルコールを摂取することで、胎児性アルコール症候群のリスクが増加します。

MEMO
【胎児性アルコール症候群とは】
妊娠中、母体がアルコールを摂取することによって、産まれてくる赤ちゃんに発育不良や特徴的な顔面形成不全、発達障害などの脳の問題が現れる先天性の疾患のことを言います。

まとめ

  • 赤ワインを使った料理は味にコクが出て、香りが良くワンランク上の料理の仕上がる
  • 赤ワインは火を加えることでアルコールが飛んでいくので、子供や妊娠中でも食べても大丈夫である
  • 子供がアルコールを摂取すると、発達が妨げたり、アルコール依存症を発症するリスクがある
  • 妊娠中にアルコールを摂取すると、胎児性アルコール症候群のリスクが高まる
  • 今回は赤ワインを使った料理を子供や妊娠中に食べても良いのかについて調べてみました。

    料理に使う赤ワインは、煮込めばアルコールは飛んでいきますので、子供やおなかの赤ちゃんには影響が出てきませんので心配されなくても大丈夫です。

    料理用赤ワインについて詳しくは、『料理用の赤ワイン、おすすめは?保存方法についてもご紹介!』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!

    それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。

    スポンサードリンク

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください