成人を超えてから、解禁されるモノの一つに「アルコール類の飲酒」がありますよね!
小さいころはお酒を呑む大人に憧れている方は少なくなかったと思いますが、実際どうでしょうか?
お酒をたしなむ方も多いと思いますが、今回は数あるお酒の中から「シェリー酒」についてです。
シェリー酒って言葉は聞いたことはあるけど、そもそも何なの?ワインとはどう違うの?と疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回はシェリー酒のおすすめの飲み方と、ワインとの違いなど、シェリー酒についてご紹介いたします!
シェリー酒とは
シェリー酒は、一言でいい表すと「ワイン」です。食前酒や食後酒として飲まれることが多いです。
スペイン南部のアンダルシア州にあるヘレスという町を中心にした限定地域で製造される白ワインです。
パロミノ、ペドロ・ヒメネス、モスカテルという3種類のブドウを使用して熟成された酒精強化ワインです。
シェリー酒の種類は2種類あります!
シェリーの種類
- フェノ…色が淡く、口当たりが軽やか。辛口でアルコール度数15度程度
- オロロソ…色が濃く、骨格がしっかりしている。アルコール度数は17度程度
シェリーのおすすめの飲み方
シェリー酒は、甘口~辛口まで実にいろんなバリエーションがあります。
おすすめの飲み方ですが、
食前酒(アペリティフ)として飲む場合は、辛口、
食後酒(デザートワイン)として飲む場合には甘口がおすすめです。
人それぞれ、辛口が好きだったり甘口が好きだったりしますので、楽しく飲むなら料理に合ったものを無理やり選ぶよりは自分の好みに合ったものを選ぶのが一番です!
「アドニス」や「バンブー」というカクテルを聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。どちらもシェリー酒を使ったカクテルです。
他にもシェリー酒がベースのカクテルはたくさんありますので、まずは自分の口に合っていて飲みやすいなと感じるものからチャレンジしてみましょう。
いきなり大きなボトルから始めるより、カクテルを楽しめるお店で少しずつ挑戦するのがおすすめです!
ワインとの違い
シェリー酒はワインの一種ですが、「酒精強化ワイン」です。
ワインと比べ、甘口なものが多く、口当たりも良いため、お酒になれていない方や、女性でも飲みやすくなっています。
酒精強化ワインと普通のワインの違いは、製造方法にあります。
どちらのワインも作り方は原料であるぶどうをつぶし、そこに酵母菌をいれて発酵させる工程までは同じですが、その後が異なります。
普通のワインは発酵させた後、樽の中で熟成します。
酒精強化ワイン発行の途中で葡萄で作られたブランデーなどの蒸留酒を加えてアルコール濃度を高め、発酵を途中で止めます。
酒精強化ワインは酵母菌の働きを途中でおさえ、甘口から辛口まで味を調節して作り出すことが可能なのです。
途中で蒸留酒などの添加アルコールを加えるため、普通のワインに比べてアルコール度数は高くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はシェリー酒について、飲み方とワインとの違いをご紹介いたしました。
シェリー酒について
- ワインの一種「酒精強化ワイン」である
- おすすめの飲み方はカクテルからチャレンジして自分の好みにあったものを探すことから!
- ワインとの違いは製造方法とアルコール濃度です。
お酒についての知識は、お酒を楽しみながら身に着けるのが一番です!
ハメを外さない程度に嗜んで、お酒の世界を知るのも良いかもしれませんね。
また、シェリー酒についてもっと詳しく知りたい方は『シェリー酒を料理に使う意味や効果とは?辛口から甘口まで色んな種類をご紹介!』でも紹介してますので、チェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。