家にあるお酢といえば、穀物酢や米酢、あっても黒酢程度だという家庭は多いと思います。
ワインビネガーを置いているところは少ないのではないでしょうか。
しかし、いつものお酢ではなくワインビネガーを使うことで、コクが出て味の深みが出たり、キリッとした味わいになったりとお料理を一層引き立ててくれます。
そんな素晴らしいワインビネガーですが、もし家になかった場合は代用できるものがあるのでしょうか?
それに、レシピ本やサイトでは、材料の一つにワインビネガーを使った料理の作り方などが結構たくさん載っていますよね。
一度作ってみたいと思いませんか?
そこで今回は、ワインビネガーの使い方や料理の作り方、ワインビネガーは代用できる物があるのか紹介していきます。
ワインビネガーとは
ワインビネガーの名前の由来は、酢は英語でvinaigre(ビネガー)と呼び、これはフランス語のvin(ワイン)とaigre(酸っぱい)をくっつけた言葉です。
ワインビネガーは、ぶどう果汁から造られる食酢のことで、ぶどう果汁をアルコール発酵させた後、酢酸菌で発酵させると、酢に変わります。
穀物酢や米酢と酸味は似ていますが、多少まろやかに抑えられており、
他の穀物酢などにはない渋みや甘味が含まれています。
すっきりとした酸味と爽やかな香りは、果実酢ならではの風味で、ワインと同様に赤と白があります。
ワインビネガーについて詳しくは、『ワインビネガーとは?アルコール分は含まれているの?バルサミコ酢との違いもご紹介!』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
ワインビネガーの代用には何が良い?
ワインビネガーはとても便利そうで使ってみたい‥‥と思う人は多いかもしれませんが、買ってまでは気がのらないという方は、代用品で料理を作ることもできます。
白ワインビネガーの代用には‥‥
白ワインビネガーの代用には、穀物酢(米酢)と白ワインで代用可能です。
口に含んだものに対して、甘味や塩味、酸味や苦味など総合的に感じ取るようにできており、酸味を米酢で、苦味と甘みを白ワインで補います。
もし、お酢がない場合はレモンと白ワインでも代用可能です。
酸味と適度な苦味、フルーティな甘さを再現できます。
赤ワインビネガーの代用には‥‥
赤ワインビネガーの代用には、穀物酢(米酢)とウスターソースで代用できます。
赤ワインビネガーは、他のお酢に比べて酸味がまろやかでフルーティな味わいが強いことです。
ウスターソースは、たくさんの野菜や果物でできているので、フルーティな風味を持っていて、お酢の酸味が再現できます。
ただお酢だと酸味が強いなと思う方は、ぶどうジュースに変えると、ぶどうのフルーティな味わいがかなり近い味になっていくはずです。
ワインビネガーの使い方や作り方
白ワインビネガー
白ワインビネガーは、フルーティーでキリッとした味わいでクセがないため、ドレッシングやマリネなどに向きます。
●(ドレッシング)白ワインビネガー、オリーブオイル、塩、粗挽き黒こしょうを混ぜ合わせる
●(マリネ液) 白ワインビネガー、塩コショウ、おろしにんにくを混ぜる
魚料理のソースや、鶏肉の煮込みなどに向いています。
香り豊かで柔らかく、食欲をそそる香りが生まれ、高級感のある仕上がりになります。
赤ワインビネガー
赤ワインビネガーは、コクがあり味わい深いので、煮込み料理の隠し味に使われます。
煮詰めて酸味を飛ばしてソースにしたりします。
(ステーキソース)バター、小麦粉、醤油、赤ワインビネガー、砂糖をフライパンんで煮詰めます
赤ワインビネガーは豚肉の煮込み料理や、サラダのドレッシングなどに使うと香り豊かでさっぱりした酸味を楽しめます。
まとめ
ワインビネガーの代用には何が良い?使い方や作り方についてもご紹介!
- ぶどう果汁から造られる食酢のことで、ぶどう果汁をアルコール発酵させた後、酢酸菌で発酵させると、酢に変わります。
- ワインビネガーは、他の穀物酢などにはない渋みや甘味があり、果実酢ならではの風味がある
- 白ワインビネガーは、お酢と白ワインで代用でき、魚や鳥料理に向いている
- 赤ワインビネガーは、お酢とウスターソースで代用でき、牛肉や豚肉料理に向いている
今回はワインビネガーについて調べてみました。
いつも酸味つけに使っていたお酢、ワインビネガーに変えるだけで味の深みがでて、まろやかな酸味が楽しめます。
もしなければ、他の材料で代用可能です。
お酢の香りや風味がダメな方は、一度ワインビネガーを日常的に使うのもいいかと思います。
酢は体にとてもいいものですから、ワインビネガーを積極的に料理に取り入れていきたいですね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。