よく余ったカレーやシチュー、ハンバーグなどをタッパーに入れて冷凍保存しますよね。
日が経ってタッパーを出したら、パキン!と割れてしまった!
そんな経験をしたことはありませんか?
タッパーが割れるなんてそんな訳無いでしょ…と思っているそこのあなた!
タッパーは一定の耐冷温度を超えてしまうと、樹脂が脆くなりパキッと割れやすくなってしまうのです。
今回はタッパーを冷凍すると割れるのは何故なのか?耐冷温度はどのくらいなのか?をご説明していきたいと思います。
タッパーは冷凍すると割れるって本当?その原因は?冷凍庫にそのまま入れても大丈夫?
◆タッパーを冷凍すると割れる原因とは?
冒頭でも少しお話をしましたが、タッパーは剛性(曲げたり落としたりしても割れない強さ)はありますが、耐冷はそこまで強くありません。
樹脂で出来ているものは温度の低い場所ではカチコチになって、柔軟性がなくなり逆に脆くなって割れやすくなってしまうのです。
タッパーの裏を見てみると、「耐熱温度・耐冷温度」と書かれていませんか?
レンジでチンする時に耐熱温度は気にする人が多いので良く見ていますが、案外耐冷温度の方はきちんと見ていない人の方が多いです。
ただプラスチックの場合はこの耐冷温度もとっても大事なのです。
それからタッパーにぎっしりカレーなどを詰めてしまうと、凍った時に内容物が膨張して容器が伸縮するのと同時にパキン!と割れてしまうこともあります。
◆タッパーをそのまま冷凍庫に入れたい場合どうしたら良いの?
とは言え、カレーなどの保存や食材の保存にタッパーを使って冷凍したい人は沢山いますよね。
ただ耐冷温度を超えた冷凍保存は破損の原因になってしまいます。
プラスチックで勿論保存は出来ますが、何度もお話した通り「耐冷温度」を確認して購入した方が良いです。
だいたい一般家庭の冷凍室の温度は「-18度~-20度」と言われています。
ですからそれと同じくらいかそれ以下のものを買えば問題なく使用できます。
ただ本体は大丈夫でも蓋が耐冷に対応していない場合もあるので、よく確認してくださいね。
タッパーの耐冷温度ってどのくらい?
だいたいプラスチックタッパーの耐冷温度は「-20度」が多いです。
それを考えると冷凍庫内の温度とだいたい同じか、それより下になるので耐えることは出来ます。
ちなみに同じタッパーでもガラスタイプのものもありますよね?
ガラスタイプにも冷凍に適したものとそうでは無いものがあり、裏面を見てホウ酸ガラスが使われていそうなタッパーなら冷凍状態でも問題なく使えます。
裏面をしっかり見て、耐冷温度をチェックして見て下さいね。
まとめ
タッパーは食材を管理する上で欠かせない存在ですよね。
ただ選び方を間違えると、タッパーが割れてしまったり中身が膨張して破損してしまうこともあります。
きちんと耐冷温度を確認して、-20度のものを買うようにして下さいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!