トマト缶って便利ですよね。トマト自体も大好きでよく食べますが、トマトベースのお料理も大好きなのでスープやソースを作る時等トマト缶はとっても重宝しています。
しかし「トマト缶は危険らしい」という話を耳にしたことがあります。
長年にわたって販売されていて皆さんも何度も使った事があるであろうトマト缶が危険なんて全然信じられず、始めはデマではないのかと思っていました。
でも、やっぱ口に入れる食品なので気になりますよね。妊娠中は特に気をつけたいものですが、紙パックなら安心して食べられるのでしょうか?
今回は『トマト缶は危険て本当?それともデマ?妊娠中は紙パックなら大丈夫なの?』というテーマについて、調べた事をご紹介していきます。
トマト缶は危険?
トマト缶が危険なのではと言われだしたのは2013年頃でアメリカの方で調査を行って内容が明らかになってきました。
なぜトマト缶が危険と言われるかというと缶の内側に塗られている食品の腐敗を防ぐためのプラスチックの原料BPA(ビスフェノールA)が長期間食品に触れていると溶け出してしまう事が解りそのBPAが人体に良くない影響を及ぼすということも発見されたからです。
そして缶に詰めて販売されている食品はトマト意外にもたくさんあるのになぜ特にトマト缶が言われだしたかと言うとBPAは酸に弱く溶けやすくなる性質があるからです。
トマトは成分の中に酸を多く含みます。
なので特にトマト缶は危険なのではと言われるようになりました。
※トマト缶について、代用品などのご紹介は『トマトピューレとトマト缶の違いとは?重量や作り方についてもご紹介!』の記事が参考になりますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
BPAにより心配される健康被害とは?
BPAが人体に悪影響を及ぼす可能性がある言われいますが特にどのような症状が出やすいのか調べてみました。
・肥満
・糖尿病
・心筋梗塞
・生殖異常(精巣・卵巣)
BPAを人体に摂取して良い量は?
海外のトマト缶BPAの溶出量は0.023~0.029PPMと言われています。
成人の方で一日のBPA摂取量が2.5PPM以下なら問題ないとされているのでトマト缶だけで危険な摂取量に達するのは考えにくい話だと思います。
なので健康な成人であればそれほど神経質にならなくても良いのではと私個人は思ったりします。
でも、乳幼児や小さなお子さんご高齢の方には配慮が必要かなと思います。
後妊娠中にも配慮が必要だと思います。
乳幼児に配慮が必要ならもっと未熟な胎児にはよりリスクは避けたいですし、妊婦さんの精神面からしてもご自分が安心して食べれる食品を選んだ方が良いと思います。
紙パックは安全
トマト缶の危険性は缶の内側に塗られているBPAと言う腐敗させないための原料なのでBPAが使われていない紙パックや瓶詰め等は危険性が低くなります。
まとめ
トマト缶の危険性についてご紹介しました。
確かにBPAは人体に取り入れたくないのは理解出来ましたが、トマト缶だけでは影響が出るほどの量にはならない事も解りました。
年齢や体調などに合わせて使い分ける事がオススメです。
トマトがベースになっているトマトピューレについては、『トマトピューレの代用品とは?ケチャップとトマトジュースどちらが良い?使い方も一緒にご紹介!』の記事で紹介してますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。