シェリー酒というのは、そもそも何かご存知ですか?食前酒としてシェリー酒を注文するという人もいますが、料理にも使うことがありますね。
シェリー酒とはワインのなかでも「酒精強化ワイン」という分類で、普通のワインよりもアルコール度数がたかいワインのことをいいます。
赤ワインもよくお料理に使われますが、あえてシェリー酒を料理に使う意味や効果というのはどんなものがあるのでしょうか。
シェリー酒をお料理に使う意味と効果について調べてみました。
シェリー酒をお料理に使う意味とは
赤ワインなどもお料理に使われることが多いお酒ですが、あえてシェリー酒を使うというのは「無駄になりにくい」という意味があるからです。
赤ワインは劣化が早く、一度栓を開けてしまうとすぐに使い切ってしまわないと酸味が強くなりかなり風味や味が変わってきてしまいますよね。
赤ワインはそもそもそんなにお料理にたくさん使うものでもありませんし、頻繁に赤ワインを使ったお料理を作る人も少ないのではないでしょうか。
その結果、赤ワインをちょこっと料理に使いたくて買ってはみたものの、結局使い切る前に酸化してしまってダメになってしまった・・・ということが起こることがあります。
その点、シェリー酒はワインと違ってアルコール度数が強くて長持ちするのでお料理のために栓を開けるのにもってこいのお酒というわけなのです。
シェリー酒をお料理に使う効果とは
シェリー酒をお料理に使うことでお料理にはどのような効果が生まれるのでしょうか。シェリー酒を使うとお料理に深みが生まれます。すごく深い味わいで、お料理が一段と美味しくなるのです。
そしてシェリー酒自体がとても良いにおいでお肉の臭みを消してくれる「くさみ消し」としての効果が期待できます。お料理にもシェリー酒の香りが付いて美味しくなります。
また、シェリー酒を使って作ったお料理はシェリー酒との相性がとてもよくなりシェリー酒を飲むという人はお料理にもシェリー酒を使うことでさらに美味しくお酒を飲めます。
シェリー酒の種類とは
ワインにいろいろな種類があるように、シェリー酒にもいろいろな種類があります。大別すると極甘口と辛口に分けられ、甘口と辛口ではまったく違う味でそれぞれ合う料理も違います。
クリームやペドロ・ヒメネスは甘口でデザートに使うとよく合うシェリー酒です。アイスクリームのソースとしてや、チョコレートスイーツやブルーチーズにも合うといわれています。
オロロソは赤身肉、熟成タイプのチーズ、エスニック料理などに合います。
このように種類によって合う料理が違うので、どんな料理を作るのかによって使い分けるといいでしょう。
まとめ
さて、いかがでしたか?
まとめますと、
シェリー酒を料理に使う意味と効果
- シェリー酒はワインよりもアルコール度数が強く長持ちしやすい。
- お料理に深みを増してくれる。お肉の臭みを消してくれる。お料理に良い香りを付ける。
- シェリー酒を使った料理はシェリー酒と相性が良くなる。
ということでしたよね。
また、シェリー酒の飲み方やおすすめについて詳しく知りたい方は『シェリー酒の飲み方のおすすめとは?ワインとの違いは?』でも紹介してますので、チェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。