オーブンレンジには、温めたりするのに大変便利ですが、油やこげなどが付着しやすく、放っておくと落ちづらい汚れになってしまいます。
しかも汚れがひどくなりすぎると臭いが出てきたり熱の効率も悪くなってしまうことも。
そうならないためには、こまめに掃除することが大事です。
でもオーブンレンジの掃除方法がわからないという人もいるかも知れませんね。
耐熱容器と水、重曹やふきんがあれば簡単に汚れが落とせますよ。
そこで今回は、オーブンレンジの軽い汚れを落とす掃除方法から頑固なこげ汚れを落とす重曹を使った掃除方法を紹介します。
オーブンレンジを使うと何故汚れるの?
オーブンレンジ内部の汚れの原因は、食品を温めた時に水分が膨張して破裂した時に飛び散った油や食品のかすです。
使うたびに温められ、時間がたってこげのようにこびりついているのです。
放っておくと臭いがしたり、熱の効率が悪くなるので気になったら綺麗な掃除をしましょう。
オーブンレンジの掃除方法の頻度は?
基本的には、使うたびに掃除するのがベストです。
オーブンレンジの使用後は、蒸気で庫内が湿っているので、汚れが浮いて非常に掃除しやすい状態になっています。
壁や天井、ターンテーブルなどをさっと拭くだけで、使用時についた汚れは十分落ちます。
オーブンレンジの外側は内側程は汚れませんので、拭き掃除の頻度は使用3回につき1回ほどで十分でしょう。
このように、使うたびに掃除をした方が簡単に汚れが落ちるのですが、掃除をさぼってしまうと、こげとなりガンコな汚れになります。そういった場合はどうすれば良いのでしょうか。
オーブンレンジの汚れを落とす掃除方法
中性洗剤を使って、タワシでこすって洗うのは絶対にNGです。
レンジの中が傷ついてしまいます。
少し黒ずんでいる、ちょっとべたついている程度の汚れには、水蒸気を利用して掃除することをオススメします。
①耐熱皿に200~250ml程のお水を入れて、ラップをせずに電子レンジで4分ほど加熱
そのまま電子レンジの蓋をしめて十分に蒸らしましょう。
蒸らすことで汚れが浮き出て、落ちやすくなります。
②加熱後しばらく置いたら、濡れふきんやキッチンペーパーで汚れを拭き取りましょう。
汚れがなくなるまで、何度も拭いてみてください。
ソースや醤油が飛び散ってしまったり、軽い油汚れの場合には、水蒸気を利用して汚れを落としていく方法で汚れが落ちます。
しかし、この方法でもなかなか綺麗に汚れが落ちないん場合は重曹をプラスして使ってみましょう。
重曹を使ってこげを落とそう!
油汚れは酸性なので、アルカリ性の物質を使って汚れを落としていきましょう。
そこでおすすめするのが、アルカリ性の重曹です。
先ほど上記で説明した掃除方法で、耐熱皿に200~250ml程のお水を入れるといいましたが、その中に重曹大さじ4ほど入れて溶かします。その後同じようにして汚れを拭いていきましょう。
それでも落ちないという場合は、重曹をクリーム状にして掃除する方法があります。
- 重曹大さじ3に水大さじ1を加えて混ぜあわせクリーム状にしていきます。
- 目立った汚れには、①の重曹を汚れたところに塗り、その上にラップを貼ります。
- 10分ほどそのままにしたら、ラップをはがして、汚れ部分をキッチンペーパーやふきんで拭きましょう。
汚れに直接塗ることで、水蒸気を利用した掃除方法よりは効果が期待できます。
まとめ
- オーブンレンジ内部のこげ汚れは、食品を温めた時に水分が膨張して破裂した時に飛び散った油や食品のかす。
- 軽い汚れは、オーブンレンジの中に耐熱容器に入れた水を加熱し、その水蒸気で落とす。
- 頑固なこげ汚れは重曹クリームを塗って家にラップを貼ると汚れやこげが落ちる。
- オーブンレンジを綺麗に保つためには、使うたびの掃除することが大事である。
今回は、オーブンレンジの中の頑固な汚れを重曹を使って掃除する方法について調べてみました。
ちょっとした汚れには水蒸気で汚れが落ちますが、さらに汚れがひどい時が重曹を使ったら汚れが落ちるんですね。
重曹は、オーブンレンジの掃除だけではなく、油汚れが付きやすいキッチン周りにも使えそうですね。
また、オーブンレンジの使い方については
『オーブンレンジの使い方をおさらい!予熱の仕方や天板がない時の使い方についてご紹介!』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。