飲み物や食べ物を温めるのに便利な電子レンジがありますが、紙コップや紙皿をそのまま温めて大丈夫なのか心配になりますね。
紙コップや紙皿の素材や温める時間によって電子レンジでチンして大丈夫かがわかるようです。
一体、どのような条件であれば紙皿や紙コップを電子レンジで温めができるのか、また、残った飲み物や食べ物の上手な温め方についても詳しく紹介していきます。
紙コップや紙皿は、電子レンジでチンしても大丈夫?
紙コップや紙皿を電子レンジでチンしても大丈夫かというと基本的にはダメです。
しかし条件によっては電子レンジの対応も可能です。
紙コップや紙皿には、水が漏れ出さないようにポリエチレンという素材が使われているのですが、ポリエチレンの耐熱温度の限界は110℃。
すなわち、温度が110℃近くやそれを越える可能性がある場合は、紙コップの使用は避けた方がいいというわけです。
特に、紙皿に料理をラップして加熱すると、温度が急激に上がり過ぎるため避けた方がよいでしょう。
ちなみに、自動販売機で売っている暖かい飲み物は90℃位だそうです。
このくらいの温度(90℃以下)であれば電子レンジでチンしても大丈夫だと考えられます。
残った飲み物や食べ物の上手な温め方
紙コップや紙皿に残った飲み物や食べ物が電子レンジで温め出来ない場合、飲み物はマグカップに移し替えて温める。
料理は電子レンジ対応のお皿に移して温める方がよいでしょう。
紙皿や紙コップの種類によっては、電子レンジ対応と書かれてあるものもありますが、すべてにおいて電子レンジに対応しているかといえばそうではありません。
紙コップや紙皿の素材や種類は?
紙コップや紙皿は、熱い物から冷たい物まで入れることができます。
使い捨てで洗う手間がいらないのでパーティーなどで良く使われていますね。
◆紙コップ
紙コップは、いろんなデザインがあり、シンプルな無地からチェック柄、ドット柄までさまざまなシーンに合わせてデザインを選ぶことができます。
さらに、断熱性の高い紙コップや持ち手のついている紙コップも。紙コップの内側には水が漏れ出さないように、ポリエチレンという素材が使われています。
◆紙皿
紙皿には、さまざまな形の物もあり、スープやサラダを入れるのに便利なボール型や複数の料理をのせられるランチプレート型の薄型などがあります。
また、紙皿は、耐水性や耐油性に優れているので、汁けの多い物でも漏れることなく、また、油の多い肉でも油が浸み込むことがありません。
まとめ
- 温度が110℃近くやそれを越える可能性がある場合は、紙コップや紙皿の電子レンジの使用は避けた方がよい
- 90℃以下であれば電子レンジでチンしても大丈夫だが、短時間での使用にする
- 電子レンジ対応と書かれていても大丈夫とは限らない。
- 温める時は、マグカップや電子レンジ対応の皿に移し替えて使用する。
今回はあるととっても便利な紙コップや紙皿について調べてみました。
条件に満たしていれば電子レンジでチンしても大丈夫だということがわかりました。ただ、くれぐれも火事にならないように気を付けてくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。