和食を作るのに欠かせない調味料の1つが「だし」ですよね。
かなり味の決め手になる重要な調味料です。
ご家庭で「だし」を始めの工程から作っている方もいるかもしれませんが、大体の方は便利なだしの素やほんだしなどを使って調理していると思います。
何気なく愛用しているだしの素ですが、うっかりきらしてしまった時の代用品やほんだしとの違いなど気になる事が色々ありますよね。
今回は『だしの素とは?代用やほんだしとの違いについて』などなど調べましたのでご紹介致します。
だしの素とは?
だしの素とは基本的に総称です。
だしを始めから自分で作るのは大変だけど、手軽に使えるのが粉末だしです。
販売している会社によってよって商品名が違ってきます。
「シマヤ」さんから販売されているのが『だしの素』
「味の素」さんから販売されているのが『ほんだし』となっています。
◆だしの素の成分は
ぶどう糖、食塩、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)です。
特徴はかつお節にこだわって作られていますので香りや風味がとてもきわだった商品です。
粉末タイプなので使い勝手がとてもよく素材にもなじみやすいのも特徴です。
だしの素の代用は
だしの素の成分に近い商品や作るお料理の内容によって代用出来ます。
◆めんつゆで代用する方法
めんつゆの成分は、しょうゆ(本醸造)、果糖ぶどう糖液糖、砂糖、食塩、昆布エキス、昆布、かつお節エキス、たんぱく加水分解物、酵母エキス、しいたけエキス、昆布魚介エキス、そうだ節だし、煮干エキス、みりん、調味料(アミノ酸等)、アルコール、酸味料 です。
めんつゆは昆布やかつおのだしに加えてみりんやお醤油、お酒などで作られた調味料です。
代用して作るお料理にもよりますが代用には向いています。
甘みがあってお醤油もきいているのでその点を注意して代用して下さい。
◆白だしで代用する方法
白だしの成分は、 食塩、たん白加水分解物、ふし(かつお、そうだかつお)、米発酵調味料、かつおぶしエキス、砂糖、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、還元水飴、醸造酢、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、アルコール です。
白だしはかつおのだしに白醤油や食塩、お酒などで作られた調味料です。
代用して作るお料理にもよりますが代用には向いています。
白だしは食材の色を活かしたお料理の代用に向いています。
色は薄いですが塩分が結構きいているので代用する際は味見をしながら他の調味料とのバランスをとることをオススメします。
◆こんぶ茶で代用する方法
こんぶ茶の成分は、 食塩、砂糖、デキストリン、昆布エキス、粉砕昆布(北海道)、酵母エキス、でん粉、かつおエキス、しいたけエキス です。
意外に思われるかもしれませんがだしの素の代用にこんぶ茶は向いています。
上記でご紹介した商品はだしにさらに味が加わった商品なので甘みや塩分を自分で調整するのは少し大変ですが、こんぶ茶の場合は純粋にだし(エキス)なのでその点でも代用に向いています。
ほんだしとの違いは?
始めにも説明しましたがだしの素とは基本的に販売されている粉末だしの総称です。
販売している会社によって商品名が違うだけなので基本的にはだしの素とほんだしの違いはありません。
会社ごとの特色がありますのでご自信の好みなどで選ばれると良いと思います。
まとめ
今回は和食には欠かせないだしの素について色々調べてみました。
意外な代用品も解り、ますますお料理が楽しくなりそうです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!