リネン素材の服を持っている人は多いのではないでしょうか。
風合いもよく肌さわりが良いので心地よい服ですね。
そんな生活に身近な素材ですが、毛羽立ってチクチクする!洗濯すると縮んでしまうのでは‥など悩んでいる人が多いと思います。
では、実際にリネン素材は、縮むのでしょうか?縮む場合はどのように洗濯すればよいのでしょうか?
もし、しわになった場合は、アイロンがけしてもいいのか?などいろいろ考えてしまいますね。
そこで今回は、リネンシャツは洗濯方法と洗濯頻度について紹介します。またリネンは縮むのか、しわになった時のアイロンのかけは必要なのかについても紹介します。
リネンシャツは洗濯すると縮む?
リネン生地は、綿と比べて縮みやすいと言われています。
リネン100%だと縮率が10%前後縮む場合があります。
品質表示を見ればわかりますが、寸法変化率が書かれています。
また、縮み対策としてポリエステルなど混ぜている生地もありますし、サンフォライズ加工、形態安定加工といった表示があれば、通常のリネン100%のシャツよりは縮みにくいです。
このように、リネン生地は縮むという性質があるため、通常のサイズよりも大きめに作られているものが多いようです。
リネンシャツの洗濯方法と頻度は?
洗濯頻度は、リネンシャツなら毎日、リネン生地を使ったシーツなら週に1回程度洗濯する方が多いようです。
リネン生地の洗濯のポイントは、いつも通り洗っていると、他の服と擦れ合って毛羽立ちが目立ったり、しわがつきやすかったりるするため、時間をかけないようにすること。
後は、洗濯の洗剤はおしゃれ着専用のものを使い、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
洗濯機で洗濯する方法
①汚れがついている部分が外側にたたみ洗濯ネットにいれる。
②手洗いコースやドライコースを選びます。ない場合は、できるだけ水流の弱いコースを選びます
③洗剤を入れ、洗濯は2~3分程度、脱水は10秒程度で終わらせます。
手洗いする方法
①洗面器に水をはり、洗剤を入れます。
②洗濯ネットに入れて①の中に入れ浸け置きします。シワにならないために、こすったり、揉んだりしないようにしましょう。
③洗濯機で10秒程度の脱水をかける。
④洗面器にきれいな水を入れ、泡がなくなるまですすぎます。
⑤大きなタオルに服をのせて挟み込むようにして水分をとります。
リネンシャツはアイロンかけが必要?
リネン生地は、しわになりやすい素材です。
洗濯のやり方によっては、しわが残ってしまう時があります。
そのような時は、アイロンをかけたほうがよいでしょう。
アイロンのかけ方
①リネン生地に水分を十分にふくませます。
②アイロンを中温から高温にし、生地を痛めたり、テカリ防止のためにあて布をしてアイロンをかけます。
③かけ終わったら、たたみじわを防ぐため、たたまずにハンガーにかけてしまいましょう。
まとめ
リネンシャツは洗濯すると縮む?正しい洗濯方法や頻度とは?アイロンがけは必要?
- リネン生地100%は、綿よりも縮みやすいが、加工して縮みにくくしているものもある
- リネン生地は縮むため、通常のサイズより大きめに作られていることがある
- 洗濯方法は、洗濯時間や脱水時間を短くすることが大事で洗濯頻度はシャツだと毎日、シーツだと週1回が最も多い
- しわが取れない時はアイロンがけが必要である
リネン生地は、縮む性質があるため、洗濯してしまうと縮んでしまいます。
でも、正しい洗濯方法ですると縮みやしわが軽減されるので一度試してみてください。
どうしても縮むのは嫌だ!というのであれば、中には縮みにくく加工されている物もあるので品質表示を見て検討してみてくださいね。
リネン生地の特徴については、『リネン生地の特徴とは?手作りでエプロンやスカートを作っちゃおう♪』の記事で詳しく紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。