プラスチック容器はアルコール消毒できる?溶けたり白くなる原因や対処法とは?

プラスチック容器で調理したものを保存することも近年は多くなってきました。

ただプラスチック類は匂い移りや色移りが激しく、傷などもつきやすいので、雑菌も気になりますよね。

アルコール消毒を使おうと思ったら、「アルコールはプラスチックを溶かす」と聞いたことがある方もいるようですが、本当に大丈夫なのでしょうか?

それからプラスチックが白くなったのをみたことはありませんか?
洗い終わってよ~く見てみると、白い汚れがあって洗い残し!?と思いもう1度洗っても取れない!なんて事も。

プラスチック容器は軽いし洗い易いしで便利半面、汚れがつきやすかったり溶けたり白くなったり色々と気になる所もあります。

そこで今回はプラスチック容器はアルコール消毒して良いのか?溶けたり白くなる原因について解明していきたいと思います。

【スポンサードリンク】

プラスチック容器はアルコール消毒OK?

プラスチック容器と言ってもプラスチックには種類があります。

それによってアルコールがOKかどうかが変わってきます。

【アクリル・ポリスチレン】

この種類はアルコールをかけると白くなったり膨張することがある。細かいヒビが入ることも。

【ポリプロピレン・ポリエチレン】

この種類のプラスチックはアルコールの影響を受けにくい。

【ポリエチレンテレフタート】

このプラスチックは物によって対応しているものと対応していない物があって、高濃度アルコールを入れてしまうと溶ける可能性が高い。

ちなみに「イソプロピルアルコール」というアルコールはプラスチック全般に使わない方が良いです。

これは手の消毒用に使われるもので、これをプラスチック容器にかけてしまうと塗装が剥がれたりすることもあるので気をつけましょう。

結果としてポリプロピレン・ポリエチレンであればアルコール消毒をしても問題はないです。

ただそれ以外のプラスチックはなんらかの影響を受けやすいので、注意してください。

プラスチック容器が白くなる原因や溶ける原因って?その対処法もご紹介!

◆プラスチック容器が白くなる原因

冒頭でも少し出てきましたが、プラスチック容器が白くなっているのを目にしたことはありませんか?

実はこの汚れ、大半が「水垢」です。
カルキ汚れですね。

よくお風呂や洗面所、キッチンの水回りで見かけるあの汚れです。

汚れは取れていてもすすぐ時に水を使いますよね?

その水にはカルシウム・ミネラルが入っていて、それが時間と共に固まり白い汚れとなります。

水気をすぐに拭き取ればこのカルキ汚れはつきにくくなりますが、だいたいは食器カゴに乾くまで放置しておく人が多いですよね。

そうすると水だけ蒸発してカルシウムなどは残ったままになってしまいます。

◆プラスチック容器が溶ける原因

それからもう1つの原因となる「溶ける問題」なのがカレーやミートソースなどの「油分」です。

油分が含まれたものをプラスチック容器に入れて加熱すると、耐熱温度を越えてプラスチックが溶けだし、その溶けた部分に油分が溜まって酸化することで白くなります。

◆対処法は?

◇プラシチック容器が白くなったらクエン酸を使おう!

容器が白くなった場合の対処法は、容器に書かれている耐熱温度以下のお湯を容器内に入れて、5~10%ほどのクエン酸を入れて溶かしお湯自体が冷めるまで放置してからスポンジなどでこすると綺麗になります。

その際なるべくお湯の温度が下がらないように蓋をしめておくと、より効果的ですよ。

◇プラスチック容器を溶かさないためには?

プラスチック容器を溶かさないための対処法は、加熱しすぎないこと。

カレーなどは油が入っているので食品の温度が高すぎて容器の耐熱温度を越えてしまうこともあります。

そうすると溶けたり変形するので気をつけてください。

ちなみに溶けたからと言って食品に入ることはないそうです。

熱によって収縮しているだけなので、ドロドロ溶け出して食品に入り込むということはないので安心してください。

溶けてしまったプラスチックは元に戻すのは難しいので諦めましょう。

【スポンサードリンク】

まとめ

プラスチック容器の疑問をお伝えしました。

意外と知らなかった部分もあったのでは無いでしょうか。

素材を確認してからアルコール消毒を使用して下さいね!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください