皆さんは保存容器に「タッパー」を使うことが多いですよね?
最近は特に働く人の強い味方として「作り置き」や「常備菜」なども流行っているので、タッパーは大活躍です。
ただこのタッパー、色の強いものや匂いの強いものを入れると色移りをしたり匂い移りをしたりで綺麗にならない事が多く困っている人も多いのでは無いでしょうか?
それからタッパーの蓋や容器の溝は大きいスポンジが入らないくらいの細さの所もありきちんと洗えていないこともあります。
それ以外にも長く使っているといつの間にか細かくついてしまった傷などに雑菌が溜まってしまうこともあり、消毒をしておきたいですよね。
でもタッパーってそもそも消毒OKなの?電子レンジや熱湯で消毒は可能なの?
と色々な疑問もあります。
そこで今回はタッパーの正しい消毒方法を詳しくご紹介していきたいと思います。
タッパーって消毒できるの?
まずはじめに気になるのが、「タッパーはそもそも消毒可能なのか?」ですよね。
結論としては「消毒可能」ですが、方法によってはNGなものもあります。
色々な方法を基に順番に説明していきたいと思います。
◆熱湯で消毒
一般的なタッパーとしては「プラスチック製」がほとんどですよね。
中には耐熱温度が100度以上のものもあるそうですが、きちんと確認をせずに熱湯に入れて沸かしながら消毒をしてしまうと樹脂が溶けてしまうことがあります。
それから、100度以上OKのものでも鍋に入れながら沸かすと鍋に直接容器が触れてしまい接触から溶けていくこともあります。
どうしてもプラスチック製品は軽いのでグラグラ動いてしまいますよね。
お湯の温度だけではなく、鍋底などの調理機器自体の温度上昇もあるのでそれに気をつけなければいけません。
ですから、お湯でグラグラ沸かしながら消毒はあまりせず、100度以上可のものでもサッとお湯をかけるだけに留めておきましょう。
◆電子レンジで消毒
最近では電子レンジで消毒する人も増えてきて、面倒さも省けて楽ではあります。
ただしプラスチック製品はやはり熱に弱いものがほとんどなので、電子レンジで加熱しすぎると溶けたり変形する場合があります。
やはりプラスチック製品にはオススメできない方法ですので、やらない方が容器を傷めずに済みます。
タッパーの正しい消毒方法は?
タッパーを消毒したい場合1番オススメの方法なのが「ハイター」を使うか「アルコール消毒のスプレー」を使うことです。
やはり熱を使った消毒方法は確かに殺菌には効果が高いですが、製品の特性上高温すぎると溶けたり変形が心配されます。
プラスチック製品であればハイターを規定の水で割ったものに浸け置きするか、アルコール除菌スプレーを2・3回吹きかけてキッチンペーパーで綺麗に拭きあげる方法がオススメです。
これであれば溶け出したり変形する心配もなく消毒が出来るので、タッパーを消毒するときはハイターかアルコール除菌スプレーを使って下さいね。
まとめ
タッパーを消毒する方法をご紹介しました。
熱湯や電子レンジでお湯を沸かしてスチーム代わりにする方法もありますが、やはり普通のタッパーでその方法を行ってしまうと色々と心配な部分があります。
ですからアルコール除菌スプレーかハイターを使って安心・安全に消毒して下さいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!