初めてピアスの穴を開けてから半年くらいでほとんどの人がピアスホールが安定します。
しかし1年2年たっても一時は綺麗にピアスホールが完成していても、急に血や膿が出てきたりと繰り返すばかりで安定しない人もいるかも知れません。
中には10年以上もピアスを付けていても何のトラブルもなかったのに突然ピアスホールから血やの膿が出てくるという人もいます。
そのようにピアスホールから血や膿が出る原因は何なのでしょうか?
また対処法はあるのでしょうか?
そこで今回は10年以上たってもピアスホールが安定しない原因と対処法について紹介します。
ピアスホールっていつごろ安定するの?
ピアスホールが完成するまでの期間は、個人差がありますが、およそ2~3カ月と言われています。
安定するまでファーストピアスを付けたまま毎日朝晩洗浄し清潔に保たなければなりません。
早くファーストピアスを外してかわいいピアスをつけたいという気持ちはわかりますが、しっかり安定させるには6ヶ月はファーストピアスをつけている方が良いでしょう。
- 血や膿が出ていないか
- 開けてから3か月を過ぎているか
- 痛みが全くないか
- ホールとピアスの間に僅かな隙間があるか
- 皮膚が穴に向かって窪んでいるか
- 化膿していないか
①~⑥のチェックの耳たぶの状態を見てこれらが確認できれば安定していると判断して良いでしょう。
しかし、耳に穴を開けてから何年もたっていてトラブルのなかったのに、ある日突然、化膿したり血が出てきたりするということもあります。
1年、2年、10年たって血や膿が出る原因と対処法
◆原因
①ピアスやホール周辺の触りすぎ
ピアスは小さくて落としやすいため「ちゃんと付いてるかな?」と不安になってついつい触ってしまうこともあります。
触りすぎてしまうと、指からホールに細菌が侵入してしまい、ホール周辺が腫れたり膿や血が出る原因になってしまいます。
また、ピアスが動かしてホールに刺激を与えてしまい安定したピアスホールがトラブルを起こしてしまいます
②自分に合わないピアスをしている
ピアスには、いろんな素材の物があって、人それぞれ、その素材に合った素材が違ってきます。
自分に合わない素材のピアスを付けていると金属アレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。
一般にアレルギーを引き起こしにくいとされているものは、純チタン、サージカルステンレス、銀、金、プラチナなどがありますが、アレルギーを引き起こさないためにも、ピアス選びは慎重に選ばなければなりません。
③ピアスホールに汚れがたまっている
耳は汗が溜まりやすい場所です。
知らない間に汗や埃が付着していることもありますし、特に女性だと髪の毛に付着した雑菌が耳に触れてピアスホールに侵入するということもあります。
たった1日だけでも結構な量の雑菌が溜まっています。
その雑菌がピアスホール部分を化膿させたり血が出たりする原因になります。
ピアスホールの掃除方法についてはこちらをチェックしてみてください!
◆対処法
まずは、汚れた手でピアスホールを触りすぎないことに注意してください。
そしてピアスホールを清潔に保つために石鹸などで汚れを落としましょう。
また、自分が何の金属アレルギーを持っているか知ることも必要です。
そのようなことに気を付ていると安定していたはずのピアスホールが化膿してしまったり、血が出てきたりすることはなくなるでしょう。
化膿してしまったり血が出てしまったりしたら‥‥
膿が少し出ている程度なら、きちんと洗浄やケアをして、抗生物質が入った塗り薬をつけて様子を見るのがいいです。
あるいは、また別の対処法としてホットソークを行うと治りが早まる可能性があります
◆ホットソークのやり方
①まずお水を38度ぐらいの人肌に温めます。
②容器に温めたお湯を注いでミネラルが含まれた天然塩(伯方の塩)を入れます。
(100ccに対し0.9gを入れます)
③塩が全体に混ざるまでかき混ぜたら、患部を10分~15分ほど浸しておきます。
④それが終わったら水で綺麗に洗い流します。
※膿や腫れが強いようだったら病院に行って診てもらいましょう。
まとめ
- ピアスホールが安定するのに個人差がある
- ピアスホールから血や膿が出るのは雑菌やアレルギー、触りすぎが原因である
- きちんとピアスホール洗浄して清潔に保つことや自分の肌に合ったピアスを選ぶことが大事である
- 血や膿が少ししか出てない場合は自宅で対処できるが、ひどい場合は病院に行くこと
今回はピアスホールがなかなか安定しない原因と対処法について調べてみました。
まず第一に清潔の保つことを心がけ、自分に合ったピアスを選ぶことですね。
そのことさえ守ればトラブルを起こさすことがなくなり安定するでしょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!