漂白剤を使っていて服について色落ちしてしまったという経験がありませんか?
お気に入りの服だったのに‥すごくショックですよね。
お気に入りの服だからこそ「漂白剤で色落ちした服は直せるの?」「染め直して綺麗のなるの?」など気になっている人も多いと思います。
そこで今回は漂白剤による色落ちした服の直し方について紹介します。
また、染め直ししても大丈夫なのか?もしできるのあればどのように染めたらよいのか説明していきます。
漂白剤とは
漂白剤は、シミや汚れなどの色素を根本から分解して取り除きやすくすることで色を白くする溶剤です。
この漂白剤には、塩素系と酸素系に分けられます。
酸素系の漂白剤だと柄物や色物でも色落ちすることはほとんどありません。
しかし、塩素系は漂白力が強いので、柄物や色物の服も白くしてしまうので、原則的には白色に服しか使用できません。
漂白剤で色落ちしたという人は、塩素系の漂白剤使用した可能性があります。
漂白剤で色落ちした服の直し方は
漂白剤で色落ちした服は、色素が分解されてなくなってしまっているので、元に戻すことはできません。
クリーニング店だと色掛け処理(色落ちした物の部分染め)で色落ちした部分が直る場合もありますが、染料が全くのらないことが多々あるので、完全に直るという保証はありません。
最悪できなかったということもあります。
色が抜けた部分だけを補正するように染めることはできませんが、服全体を染め直すという方法ならできます。
色落ちした服を染め直すことは難しい?染め直し方は?
色が抜けた部分だけを直すように染めることはできませんが、色落ちした服を全体を染め直すことはできます。
染め直しをする時、は同じ系統の色を選ぶ事がポイントです。
漂白剤で色落ちした服の染め直し方
★用意するもの
・PAC FABRIC(染料)、お塩・容器(バケツなど)、ボウル(染料を溶かす用)、泡立て器、ゴム手袋、衣類用洗剤
★染め直し方
①、服を念入りに洗い、漂白剤の成分をできる限り落とし、洗った後は脱水し、濡れたままの状態にしておきます。
②、染料をボウルに入れ、40〜50℃のお湯でしっかり混ぜて溶かします。
③、別の容器に、固着剤と塩を溶かし、40〜50℃のお湯を入れ溶かし、その中に②の染料を入れます。
④、③の中に、濡れた服を入れ、時々混ぜながら1時間浸します。
⑤、染料液を捨てて、キレイなお水(またはぬるま湯)で洗剤を入れて、水が透き通るくらいまですすぎます。
⑥、容器に40〜50℃のお湯を入れ、色止め剤を溶かし、すすいだ服を絞ってから浸けます。15分間、時々混ぜながら浸けます。
その後、お水が透明になるまですすぎ、脱水して陰干ししたら出来上がりです。
まとめ
- 漂白剤には酸素系と塩素系があるが、塩素系の漂白剤が服につくと色落ちしてしまうことがある。
- 漂白剤がついて色落ちした部分の服の修復は不可能である。
- 服全体を染め直しすれば修復可能である。
今回は、漂白剤が服について色落ちしてしまった時の直し方について調べてみました。
どうしても掃除するのに漂白剤を使っていると不注意でかかってしまうことがあるので気をつけなければなりません。
もし、お気に入りの服が色落ちしてしまった時は、説明した直し方で対処してみましょう。
次、掃除する時は、エプロンをするなり、汚れてもいい服を着てするという方法が良いかもしれませんね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
お役にたったと思えた方は、以下のブログランキングのバナーをポチッとしていただけると嬉しいです。