カレーと言えばご飯作りの味方!と言うくらい簡単に出来て、美味しく食べられるメニューですよね。
家族が沢山いるご家庭では週1でカレーを作ると言った意見も。
そのくらい国民食であり、馴染みのあるカレーですが、実は塩分量が多いのとカロリーが高いって知っていましたか?
頻繁に食べてしまいたくなる位美味しいですが、やっぱり健康のことを考えると塩分量は控えたい所。
でもただルーを少なくしただけでは味気ないカレーになってしまうし、カレーならではの美味しさも半減してしまいます。
でも塩分は控えたい!
そんなあなたの為に、カレーを美味しく且つ塩分量を控えめにするコツもふまえてご紹介したいと思います。
カレーの塩分量ってどのくらいなの?
実際カレーにはどのくらいの塩分が含まれているかご存知でしょうか?
簡単に美味しく作れてしまうのであまり塩分量を気にせず食べがちです。
では1食分の塩分量とはどのくらいなのでしょうか?
答えは1食あたり「2.5g未満」とのこと。
カレールーに含まれている塩分量は勿論製品によって多少の差はあるもののだいたい10%だそうで、1食あたりに使うカレールーが約18gと言われているため食塩量は1.8gくらいになります。
◆男性・女性の食塩摂取量の目安は?
- 男性・・・8g
- 女性・・・7g
一般的に18歳以上の男性であれば、1日の食塩摂取量は「8g」が目安とされています。
18歳以上の女性であれば「7g」。
カレー1食分は2.5g未満でもおかわりをしたらあっという間に1日の摂取量目安の半分は食塩を摂っていることになります。
恐ろしいですね。
美味しいが故にパクパクと食べてしまいがちなので気づかない内に塩分過多になっているかも。
カレーの塩分を控えめにするコツは?
とは言え、カレールーを減らすだけの塩分調整ではそもそもカレーとしてのコクが出ず薄くてあまり美味しくない仕上がりになってしまいます。
それは避けたいですよね。
カレーの塩分を上手に控えるコツがあるので幾つかご紹介します。
◆うまみ成分を活用する
蕎麦屋さんのカレーうどんなどが美味しく感じる理由は蕎麦つゆに使われている出汁がベースとなっているからなのをお気づきでしょうか?
グアニル酸が含まれるうまみ成分は「きのこ・鰹節・海藻」などが主に代表格で、これらをカレールーと合わせることでルーを沢山入れなくても旨みを感じやすくなります。
カレーに海藻類は難しいですが、蕎麦屋さんのように鰹だしを使ったりきのこを一緒に入れたりすることで自然と塩分量を抑えることが出来ます。
更に旨み成分の効果を高めたいなら、きのこを冷凍しておくこと。
きのこは冷凍すると旨み成分が増えることで有名なので、よりメリットが大きくなります。
◆スパイスを活用する
カレーと言えばスパイスですが、「黒胡椒・ガーリック・ガラムマサラ」などが代表的でこれらのスパイスを加えることで料理をグッと引き締めて味に締まりを出してくれます。
スパイスが入ることでルーをそこまで入れなくても口に広がる香辛料の香りなどで味わいが深くなり、自然と塩分量も抑えられます。
◆塩分控えめカレールーを活用する
最近では塩分を気にする人用の「塩分控えめカレー」と言うものが売られています。
これは塩分を控えていても、スパイスやオニオン・トマトなどの野菜ブイヨンなどを旨味として使い口いっぱいに広がる爽快感を楽しめるルーとなっています。
あれこれ手を加えるのは時間もかかるし面倒で嫌!と言う方は、売られている市販の塩分控えめカレールーを使用するとかなり抑えられますよ!
まとめ
カレーはとっても美味しいし、子供から大人まで愛される国民食だからこそ塩分などを気にせず当たり前に食べられがちです。
ただカレーを頻繁に食べている人は、塩分摂取量が少し多い傾向にあるかもしれません。
健康のことを考えるとやはり控えるに越したことは無いですよね。
カレーは大好き!だけど塩分は控えたい!と言う人は先ほどご紹介した活用法を試して健康第一に美味しく食べてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!