紅茶の中でも多くの人たちに知られるアッサムティー!
馴染みのある紅茶の一つですが、皆さんはアッサムティーの特徴や効能をご存知ですか?
実はアッサムには様々な効果が期待できます。
また最近ではアッサムティーが骨粗鬆症の予防に良いことが分かったと聞いたことがありますがそれは本当なのでしょうか?
そこで今回は、そんな美味しいだけじゃないアッサムの特徴と効能、骨粗鬆症予防に効果的なのか説明します。
アッサムティーとは
1823年にインドのアッサム地方で、中国種とは異なる茶樹が発見されました。
名前の由来は、北東インドのブラマプトラ河の両岸に広がる「アッサム平原」で作られているのでその名前が付きました。
アッサム平原は、 茶の栽培に最適な気候条件に適しています。
年間降雨量2,000~8,000mmと世界有数の多雨地帯であり、 生産期間の平均最高気温は約28~32℃と高温多湿。
これがアッサム独特のパンチのある茶葉を生み出しています。
アッサムの紅茶は、水色が濃い茶褐色でこくが強いため、ミルクティーとして飲まれることが多いです。
アッサムティーの特徴
茶葉の色は黒褐色で整った形状の紅茶茶葉が多いのがアッサムの特徴です。
濃厚なコクのある強い味わいで芳醇な香りをもっていて、水色は赤褐色に近い色合いになっています。
ストレートで楽しむこともできますが、ミルクティーとして飲むことがおすすめの茶葉です。
ミルクを入れることにより、深い味わいを楽しむことができます。
そのため、喫茶店で見かけるミルクティーと言えば「アッサム」と言われるほど定番化しています。
アッサムティーの特徴と効能とは
アッサムには、ビタミンやカリウム、テアニンやタンニン、アミノ酸やカフェイン、フッ素やテアフラビンなどが含まれています。
これらの成分により、いろんな効能があります。
●食中毒の防止
●大腸菌の繁殖を防ぐ
●虫歯予防
●疲労回復効果
●新陳代謝や皮下脂肪の燃焼を助ける
●リラックス効果
●骨粗鬆症予防
このような効果が期待できます。
だからといって、短時間に多く摂取すると身体に良くないので、ベストなタイミングに適度に飲むようにしましょう。
特に骨粗鬆症になると寝たきりになることもあるので気を付けなければなりません。
アッサムティーを飲んで骨粗鬆症を予防しよう
骨粗鬆症とは
骨の強度が低下して、骨折するリスクが大きくなる病気を骨粗鬆症といいます。
骨粗鬆症になると、骨の中がスカスカになってもろくなり、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。
また、背骨がもろくなると、背骨が体の重みでつぶれたり、変形する圧迫骨折がおこりやすくなり、背中が曲がったり、姿勢が悪くなったりします。
その結果、日常生活に支障をきたすことにつながります。
姿勢が悪くなると、内臓への悪い影響が出ることがあります。
予防には、適度な運動やバランスの良い食事をすることはもちろんですが、テアフラビン摂取も有効だと言われています。
なぜ、骨粗鬆症のアッサムティーが良いのか
骨を丈夫にするには、骨を修復する細胞と破壊する細胞の2つの細胞が保たれていることが大事です。
その修復する細胞がカルシウム、破壊する細胞を抑制するテアフラビンです。
テアフラビンは、紅茶を作る際の発酵時に作られる成分になります。
グリーンティー(緑茶)は、発酵処理がないのでテアフラビンが含まれないため紅茶がおすすめなのです。
紅茶の中でもアッサムティーがテアフラビンの保有量が一番多く含まれています。
飲むタイミングが重要で骨の破骨細胞と骨芽細胞が活性化するのが寝ている時なので、夕食後や寝る前に飲むのがおすすめです。
まとめ
アッサムティーの特徴や効能とは?骨粗鬆症予防に効果的って本当?
- アッサムティーは、濃厚なコクのある強い味わいで芳醇な香りがあり、ミルクティーとして飲まれることが多い
- 疲労回復や、殺菌予防、皮下脂肪の燃焼を助ける、リラックス効果など体に良い成分が豊富である
- 紅茶の中でアッサムティーが一番テアフラビン量が多く骨粗鬆症の予防に効果的である
今回は、アッサムティーについて調べてみました。
アッサムティーは、体に良い成分豊富なんですね。
特に、閉経を迎える50歳前後から骨量が急激に減少骨粗鬆症になりやすいので予防としてアッサムティーを飲んでみてはいかがでしょうか。
アッサムティーと同じく人気の紅茶であるセイロンティーについては、『セイロンティーの特徴や効能とは?カフェインは含まれる?妊娠中は飲んでも大丈夫?』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。