お菓子作りで使われることの多いバターですが、バターといっても冷蔵庫から取り出してそのまま使うわけではありませんよね。
バターは溶かしバターを作ったり、あるいは常温バターを使うこともあります。
ところで、溶かしバターの作り方ってご存知ですか?溶かしバターの作り方は、1つではなくてイロイロな方法で作れます。そして、電子レンジを使って作るという人もいますよね。
電子レンジを使うとどのような違い、メリットがあるのでしょうか?また、溶かしバターと常温バターはそもそもどのような違いがあるのでしょうか?
詳しくご紹介したいと思います!
溶かしバターの作り方
溶かしバターは、どのようにして作るのかというと、余熱しているオーブンの上に置いておいて溶かしたり、電子レンジを使って加熱して溶かしバターを作ります。
あるいは、熱いお湯をボウルに入れて、バターを別のボウルに入れて湯煎で溶かすというのもオススメです。
溶かしバターの電子レンジでの作り方
溶かしバターの電子レンジでの作り方は、次のようになります。
まず、バターを少し大きめの耐熱容器に入れて、ラップをかけて、電子レンジで20秒くらい加熱しましょう。
600wでだいたい20秒くらいですが、バターの量にもよりますので、あまり加熱しすぎてバターが飛び出ないように、様子を見ながら加熱しましょう。
溶かしバターは、湯煎でもいいですが、お湯を沸かすのが面倒くさいときは、ちゃちゃっと電子レンジで溶かしてしまえば簡単ですね。
ただし、電子レンジで加熱した食べ物は、体に悪いといわれています。
アミノ酸が、自然界に存在しない型になってしまうといわれているので、健康に気を使う意味でも、オーブンの上や湯煎で溶かすのが安心できるでしょう。
溶かしバターと常温バターの違い
溶かしバターと、常温バターは実は全く違うものなんです。
もしも、常温バターを溶かしバターのように、溶かしてしまうとお菓子作りに失敗してしまいます。
常温バターを溶かしてしまうと、成分が分離してしまうのです。
分離したバターは元に戻らないので、お菓子作りに使えません。
このように分離したバターの風味は、落ちてしまっています。
常温バターは、バターをお菓子作りの数時間前に冷蔵庫から出しておき、少し柔らかくしたバターのことです。
冷たいままのバターは、固いので生地などと混ぜるのにとても時間がかかり混ぜにくいですから、常温で柔らかくしておくのです。
柔らかくした常温バターは、混ぜるときに空気を含ませられるので、生地を柔らかく、クッキーなどもサクッとした仕上がりにできます。
常温バターを使うお菓子、溶かしバターを使うお菓子にはそれぞれ特徴があります。
常温バターは、パウンドケーキなどのずっしりした重めのお菓子に使うことが多く、溶かしバターはスポンジケーキなどの軽いお菓子に使うことが多いです。
まとめ
さて、いかがでしたか?お菓子作りに使われることの多いバターですが、常温バターや、溶かしバターなど用途に合わせて使い分けるものなんですね!
溶かしバターといっても、作り方がいくつかあることもわかりました。
まとめますと、
◆溶かしバターの作り方
- 余熱しているオーブンの上に置いて溶かす。
- 電子レンジで溶かす。
- ボウルにお湯を張って、湯煎で溶かす。
◇電子レンジの場合
- 大きめの耐熱容器にバターを入れる
- ラップをかける
- 20秒くらい、様子を見ながら溶かす
◆溶かしバターと常温バターの違い
- 溶かしバターを使うと失敗してしまうお菓子もある
- 常温バターは、重めのお菓子によく使う
- 溶かしバターは、軽めのお菓子によく使う
ということでしたよね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。