クッキーやマカロン、和菓子、ドーナツのチョコ、生クリームなどのお菓子作りに、ピンクや青や黄色など、様々な色をつけて彩りを良くしたら可愛いですよね。
そんな色付けに使うのか食紅ですが、食紅の使い方ってご存知ですか?
ただ溶かして使うだけでしょ?と思われるでしょうが、これが、お菓子によっては結構難しいみたいなんですよね。
チョコや生クリームに食紅を使うとき、どのような使い方をするのか?ご紹介いたします!
食紅の使い方、チョコ編
ホワイトチョコに食紅で色を付けようとして、分離してしまい上手く着色できない!という人もいるようです。
水に食紅を溶かすと、チョコに混ぜた時に分離してしまいますし、チョコに食紅を直接溶かしてみても、鮮やかな色が出なくて、食べた時に色が出てかき氷の時みたいに口が染まってしまうこともあるみたいです。
このような失敗をしないためには、どうしたら良いのでしょうか?
正解は、油に溶かしてからチョコに混ぜるという方法があります。
使うサラダ油は、ほんの数滴で充分です。食紅に数滴油を入れて溶かしてから、チョコレートに混ぜます。
食紅も、ほんの少量で色がつくので、入れ過ぎないように少しずつ様子を見て好みの色にしましょう。
または、チョコレート用の食紅を使うのもいいでしょう。
市販されている食紅は、水溶性なので、水には溶けますがチョコレートは脂肪分が多いため、上手く溶けないんですね。
でも、チョコレート用の食紅というのは脂溶性の食紅なので、チョコレートに溶かすことができるみたいです。
食紅の使い方、生クリーム編
ピンクのホイップクリームなど、デコレーションに使うと可愛いですよね。
ピンクの生クリームを作るときは、赤色の食紅を使います。赤色を混ぜても、真っ赤な色にはならず、少量使えばピンクの生クリームが出来上がります。
食紅の量を調節して、ピンクの濃淡を調整しましょう。
生クリームに食紅で色を付けるとき、どのタイミングで入れたらいいのか?というと、泡立てる前に入れて色を付けてしまいます。
食紅を、少しの水で溶いたものを入れて、濃度を見ながら食紅の量を加減していきましょう。
食紅の代わりになるもの
また、食紅を使わなくてもパンプキンパウダーや、イチゴジャム、アプリコットジャム、紫芋パウダー、抹茶など、自然の素材を使って色を付けることも出来ます。
色だけでなく、素材の風味や味も付いてしまいますので、作るお菓子によって向き不向きはありますが、活用してみるといいでしょう。
まとめ
さて、いかがでしたか?食紅にも、いろんな種類があって、コツがいることがわかりましたね。
まとめますと、
食紅の使い方
- 水に溶かしてから少量ずつ、様子を見ながら混ぜる
- 油分の多いものには、脂溶性の食紅を使ったり、少量の油に溶かしてから混ぜると上手くいきやすい
- 食紅以外にも、ジャムや野菜パウダーなど自然の素材を使って作るのも美味しい場合もある
ということでしたよね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。