外気の影響をほとんど受けずに温度を保つ、まさに魔法のような瓶としてお馴染みの魔法瓶ポット!
魔法瓶ポットには欠かせない保温力や保温時間はどれくらい保てるのでしょうか?
また、毎日洗っていてもポットの中に汚れがついて、スポンジだけでは落ちないことってありませんか?
口に入れるものなので、きれいなポットが一番ですよね。
そこで今回は、魔法瓶ポットの汚れをキレイの落とす洗浄方法や保温力、保温時間について紹介します。
魔法瓶ポットとは
魔法瓶ポットとは、魔法瓶が二重構造になっていて、内層と外層との間の空間が真空になっています。
その構造で保温性の高め、長時間にわたり保温できるようになっています。
そんな魔法瓶ポットには、ガラス製とステンレス製があります。
ガラス製
保温力が高く、コーヒーなど入れても臭い移りがしにくく味が落ちません。
しかし、衝撃や急な温度変化に弱く割れたりすることも。
また、 ガラス製はステンレス製に比べ重たいという特徴があります。
ステンレス製
保温力は劣るが軽く割れにくいです。
しかし、ガラス製に比べると臭い移りがあり、おしゃれなデザインが少ないといった特徴があります。
このような2種類のな魔法瓶ポットですが、毎日洗っていても汚れがきれいに落ちていないってことはないですか?
どのようにすればピカピカに汚れが落ちるのでしょうか?
魔法瓶ポットの洗浄方法
普通のスポンジでは中まで手が入りませんよね。
奥まで手が届かないものを洗う時に活躍するのが、柄が付いたスポンジです。
これに食器用洗剤で洗ってみましょう。
それでも落ちない時は、クエン酸や酸素系漂白剤を使用するとよいでしょう。
ステンレス性の場合
酸素系漂白剤がおすすめです。
① 魔法瓶の中に酸素系漂白剤を入れて熱湯を注ぐと泡が出てきますのでそのまま冷めるまで放置します。
② 冷めたら、スポンジを使って中を洗い綺麗にし、乾燥させましょう。
※必ず酸素系漂白剤を選ぶこと。塩素系漂白剤はステンレスや金属には使用できません。
ガラス製の場合
ガラス製の場合、白い結晶のような物が出てきて、注ぎ口のところや魔法瓶の底に溜まっていることが多いです。
そんな時は、クエン酸がおすすめです。
① 空のポットにクエン酸を入れてお湯を注ぎ、(2ℓでクエン酸大匙1くらいが目安)そのまま冷めるまで放置します。
② 冷めたらスポンジで綺麗に洗い乾燥させましょう。
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魔法瓶ポットの保温力と保温時間はどれくらい?
昔は魔法瓶と言ったらガラス瓶が主流で、魔法瓶を作って沸かしたお湯を長時間保温してきました。
しかし今では、途中で落としても割れにくく冷めにくいというステンレス素材で出来た魔法瓶が登場してから、飲み物やお湯の保温はステンレス魔法瓶が主力になってきています。
このステンレス製の魔法瓶ポットの保温力は、約10時間で70℃前後、24時間で50℃前後保つことができます。
ただステンレス製は、すべて金属であるということと、広口タイプが多いため熱しやすく冷めやすいくなります。
一方、ガラスの素材はケイ酸化合物からなるのものがほとんどで、その際たる原料は鉱石になるので、熱には非常に強い性質があります。
しかも金属とは違って、熱しやすく冷めにくい構造を持っているので、魔法瓶の内瓶はガラス製の方が保温力は高くなります。
まとめ
魔法瓶ポットの洗浄方法をご紹介!保温時間はどれくらい?保温力はあるの?
- 魔法瓶の洗浄方法は、基本的には柄のついたスポンジで洗う
- 汚れがひどい時は、ステンレス製なら酸素系漂白剤、ガラス製ならクエン酸を使ってつけおきする
- ステンレス製なら10時間で70度前後、24時間で50℃前後保温できるが、ガラス製の方がもっと保温力が高い
今回は魔法瓶ポットの洗浄方法と保温力について調べてみました。
魔法瓶ポットの洗浄方法や保温力はステンレス製はガラス製によって異なってきます。
定期的に洗浄したりして清潔を保って上手に使っていくと長持ちするでしょう。
また、ポットの一度入れたお湯を24時間以上たっても残っている場合は保温力の高いガラス製の魔法瓶ポットだと長い時間熱いままのお湯が保温できるでしょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。