紅茶と緑茶、どちらをよく飲みますか?
仕事の後一息つきたい時、甘いものを食べる時一緒に飲む紅茶、日本人なら誰もがよく飲む緑茶、どちらも定番の飲み物ですよね。
ところでそんな紅茶と緑茶の効能や成分、カフェインについてご存知ですか?
普段よく飲んでいる紅茶と緑茶ですが、どちらの方が健康に良いのか知りたいものです。
ここでは効能や成分の違いや、カフェインがどのくらい含まれているのか紹介し、どちらの方が健康に良いのか探ってみたいと思います。
紅茶と緑茶の効能の違いとは?
まず初めにそれぞれの具体的な効能を成分が果たす効果などと共に紹介したいと思います。
紅茶の効能
ダージリン、アールグレイ、アッサム・・・などなど、紅茶には色々な種類がありますが、世界中で消費されているお茶の中でおよそ8割を占めています。
そんな紅茶ですがとても多くの効能があるんです。いくつか紹介してみます。
【ダイエット効果がある】
紅茶に含まれるポリフェノールは脂肪分の吸収を抑える効果があります。また、カフェインも含まれているので、体内の脂肪を分解する効果もあります。
【抗酸化作用がある】
紅茶には紅茶フラボノイドと色素成分のテアフラビンが含まれており、抗酸化作用があるためシミ・たるみなど老化防止や美肌効果も期待できます。
【ストレス解消や疲労回復】
紅茶にはリラックス効果があるのでストレスを解消してくれたり、精神を安定させる効果があります。
【口臭が気にならなくなる】
口臭予防効果のあるカテキンは紅茶にも含まれているので、口臭予防の効果もあります。
【インフルエンザの感染を阻止する】
紅茶の中に含まれるテアフラビンの働きにより、インフルエンザのウィルスの種類に関係なく作用し即効性があるので効果が期待できます。
緑茶の効能
【美容によく、美肌効果がある】
緑茶には皮膚細胞や粘膜細胞を健康維持してくれるビタミンAや、肌の白さを保つ効果があるビタミンC、強力な殺菌作用のあるカテキンが含まれています。
よって美白やニキビ予防にも効果があると言えます。
【がん予防の効果がある】
カテキンの活性酸素消去作用、抗突然変異抑制作用などやビダミンCの効果によって、がん予防に効果があるとされています。
【ダイエット効果がある】
運動前に緑茶を飲むと脂肪燃焼が進むことや、緑茶に含まれるカテキンには余分な脂肪をカットする働きがあるなど、ダイエット効果があるとされます。
【風邪やアレルギー、二日酔いに効く】
緑茶に含まれるカテキンにはウイルスを雑菌する働きがあります。
また、肝臓を強くしアルコールを分解する働きをもあるので、二日酔いの症状を抑えることもできます。
カフェインはそれぞれどのくらい含まれるの??
コーヒーに含まれているイメージが強いカフェインですが、実は緑茶や紅茶にも含まれているんです。
カフェインのは眠気覚ましや頭痛を緩和させる効果がありますが、摂りすぎると胃痛や貧血、自律神経の乱れなどを引き起こすとされています。
紅茶と緑茶にはどのくらい含まれているのでしょうか?
一般的に緑茶(煎茶) 26~30mg(150mlあたり)紅茶 28~44mg(150mlあたり)です。
どちらにも色んな種類があることや飲み方によっても変わるのでどちらの方が多く含まれているとまでは断定できませんが、コーヒー(ドリップ) 60~180mg(150mlあたり)に比べると紅茶と緑茶は低いことがわかります。
紅茶と緑茶、健康に良いのはどっち?
ここまで緑茶と紅茶、それぞれの成分や効能を紹介いたしました。
2つともとても健康に良い成分が多く含まれていますのですが、どちらか、強いて言うならばカテキンやビタミン類が多く含まれている緑茶の方が健康に良いと言えるかなーと思います。
多くの効能がある紅茶と緑茶、目的に合わせて飲んでみてはいかがでしょうか?
紅茶の中でも人気のあるセイロンティーについては、『セイロンティーの特徴や効能とは?カフェインは含まれる?妊娠中は飲んでも大丈夫?』の記事で詳しく紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたようでしたらとても嬉しいです。