お菓子作りをしよう~!と思ってレシピを調べると「無塩バター」「有塩バター」を書かれている事がありませんか?
無塩バターって何!?家に無いけど…と焦ってしまう人も多く、わざわざ無塩バターを焦って買いに行ってしまったりします。
でも無塩バターをあまり使わないお家だと、そのレシピの為だけに買ってくるのもちょっと勿体無い!と感じますよね。
これってどちらか一方で代用できないの?
塩分量はどのくらい違うの?クッキーやマフィンを作る場合はどちらの方が向いてるの?
バターについて色々と疑問が湧いてきます。
そこで今回は有塩バターと無塩バターの疑問を解くべく、解説していきたいと思います。
有塩バターと無塩バターはそれぞれ代用できる?
バターには大きく分けて2種類あって「有塩バター」と「無塩バター」に分けられます。
簡単にいうと「食塩が入っているかどうか」の違いなだけです。
ただ生乳にはわずかですが塩分が含まれているので、無塩バターも原料に入っている塩分はあるものの製造過程で食塩が加えられていないので「無塩」となります。
有塩バターはメーカーさんによってその塩分量の差はあるものの、平均的には「100gに対して1.5%」となっています。
ただレシピによっては「無塩バター」の指定があったりします。
でも普段使いするのは「有塩バター」の方が多いので、わざわざ無塩を買ってこなければいけません。
それは面倒だし、そのレシピの為だけに買ってくるのも勿体ない!と思ってしまいますよね。
そこでそれぞれのバターを代用することはできるのか?についてお話ししていきたいと思います。
◆無塩バターと有塩バターはそれぞれ代用できる?
無塩バターか有塩バターのどちらか一方しか家にない場合、もし可能なら代用したいと思う人が多いはずです。
それは出来るのか?ですが、できます。
ただし作りたいものによっては代用が難しい事もあって、その代表が「お菓子」です。
お菓子に塩辛さが加わるので、やっぱり味の邪魔になってしまいます。
実際に作ってみると分かるのですが、バターの量を多く使うお菓子のレシピだととてもしょっぱく感じますよ。
料理に関しては、基本的にどちらでも代用できます。
無塩バターを料理に使う場合は、自分で塩気を調整して足すことができるのでそこまで影響が出ません。
塩分量の違いは?
有塩バターはバター100gあたりに約1.5gの塩分が含まれていて、例えばお菓子のレシピに「10g」必要だった場合は0.15gの塩分が入っている計算になります。
レシピで少量しかバターを使わない場合はあまり塩分量を考えなくても良いですが、バターの量を多く使う場合は塩辛さを感じてしまうので量次第で使い分けた方が良いです。
クッキやーマフィンを作りたい時はどちらが向いているの?
クッキやーマフィンを作るときにはどちらの方が向いていると思いますか?
最初の方でもお話しした通り、お菓子作りでは「無塩バター」の方が圧倒的に使用されます。
その理由には大きく分けて2つあって、
・小麦粉に含まれるグルテンの働きを塩分が高めてしまうので粘り気が強くなりふっくら仕上がらなくなる
です。
ですからスポンジケーキなどふっくらさせたい仕上がりを求める場合や、塩辛さが邪魔になるお菓子では有塩バターが合わなくなってしまいます。
ただクッキーやマフィンのようにずっしりとした生地、サクサク感を出したいお菓子の場合は塩分が入っても逆に食べ応えが出て好きな人もいるので無塩バターがオススメではありますが有塩バターでも代用が効きます。
買っても使い切れるのであればやはり「無塩バター」の方が仕上がりも違和感が出ずに、味も納得の行くものに仕上がりますよ。
まとめ
参考になりましたでしょうか?
有塩バターと無塩バターの違いを知って、料理別に使い分けられるのが1番ですね。
ただ1回のためだけにどちらかを買ってきてしまうと使いきれなくて勿体無いので、代用できる料理は代用しましょう。
もしお菓子作りで大量にバターを使う場合は塩気が邪魔になってしまうこともあるので、面倒ですが無塩バターを買ってきてきちんとレシピ通りに作った方が仕上がりは納得のいくものになりますよ。
ぜひ使い分けてお料理に役立ててくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
こんにちは、ブログランキングから来ました。
無塩バターがな、滅多に使わないのに買うのは面倒と思った事が何度かあります。クッキーやはバターは有塩バターでもよいなら、作ってみたいと思います。
とても参考になりました。
また、のぞきに来ます。