甘い香りが特徴なシェリー酒ですが、シェリー酒のアルコール度数は、いったいどのくらい強いのかご存知ですか?
シェリー酒といっても、いろいろな種類があるみたいですね。
とっても甘くて、アイスクリームにかけるとよく合うような甘口のものから、スッキリした味わいの辛口のものまで、多種多様です。
甘い香り漂うシェリー酒のアルコール度数や種類について、詳しくご紹介いたします!
シェリー酒のアルコール度数はどのくらい?
シェリー酒は、アルコール度数が15度から22度くらいまで様々の、甘口も辛口もある種類が豊富なお酒になります。
たとえば、軽い口当たりで辛口のシェリー酒で知られるフィノのアルコール度数は、15度から17度になります。
フィノの段階から、更に酸化熟成させた琥珀色のシェリー酒は、辛口でアルコール度数は16度から22度にまでなるものもあります。オロロソなどがあります。
シェリー酒の種類いろいろ
シェリー酒は、造り方がおよそ20種類もあります。
そして、シェリー酒を造る会社は、およそ60社以上もあるといわれていて、ラベルの数はおよそ1000種類近くもあります。
原材料は、すべて白ブドウからのみ作られます。白ワインとはどう違うのか?と疑問に思われますが、シェリー酒というのは「酒精強化ワイン」なのです。
ワインよりもアルコール度数が高くなるのも、ブドウから製造された蒸留酒などを追加して、酵母菌の発酵を途中で抑えるためなのです。
蒸留酒を加えることによって、アルコール度数は高くなり、甘口から辛口のシェリー酒まで、いろいろな味を製造することができます。
シェリー酒の甘口と辛口ですが、シェリー酒は大きく分けると次の3つがあります。
辛口のピノ・ヘネロソ、甘口のピノ・ドゥルセ・ナトゥラル、その中間のピノ・ヘネロソ・デ・リコールです。
辛口のシェリー酒は、フィノやマンサニーリャがあります。
辛口タイプは、食前酒に出されることが多いようです。
そして、甘口タイプは、モスカテルやペドロ・ヒメネスなどがあります。
主に、食後にデザートと一緒に出されることが多いようです。
このシェリー酒の甘さはとても甘くて、飲むのもいいですがスイーツなどに掛けて召し上がるのがオススメといわれています。
そして、中間のピノ・ヘネロソ・デ・リコールは、辛口と甘口のシェリー酒をブレンドして作られるようです。
ブレンド具合によって、様々な段階の甘さのシェリー酒が作られています。
ミディアム、ペイル・クリーム、クリームなどがあります。
まとめ
さて、いかがでしたか?シェリー酒といっても、甘口から辛口、その中間までいろいろな種類のシェリー酒があるようで、アルコール度数も15度〜22度くらいまで、強いものから弱めのものまであることが分かりましたね。
まとめますと、
シェリー酒の種類
- 辛口のシェリー酒、ピノ・ヘネロソ
- 甘口のシェリー酒、ピノ・ドゥルセ・ナトゥラル
- 中間のシェリー酒、ピノ・ヘネロソ・デ・リコール
ということでしたよね。
またシェリー酒の飲み方のおすすめやシェリー酒を使ったカクテルについて、ワインとの違いなどを知りたい方は、『シェリー酒の飲み方のおすすめとは?ワインとの違いは?』の記事をチェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。