食卓で身近にある脂肪分…といえばマーガリンやバター、サラダ油などが思い浮かびます。
上記の3つの調味料は、炒め物をする際に使うなど、普段のお料理はもちろん、パンやお菓子作りなどにも使われます。
しかし、一体どれを使えば摂取カロリーを抑えられ、体にとってヘルシーなのでしょうか。
そこで今回はマーガリン&バター&サラダ油のカロリーの比較と、一番ヘルシーなのはどれかご紹介いたします!
マーガリンのカロリー
マーガリンはバターよりも価格が安く柔らかいのでトーストに塗りやすくなじみがあります。
そんなマーガリンはバターよりもコクがなくあっさりしているのでカロリーもバターに比べると低いイメージがあります。
マーガリンのカロリーは大さじ1(約12g)で約91kcalです。
次項目で詳しくご紹介しますが、バターのカロリーは大さじ1(約12g)で約89~91kcalなのでバターとそれほど変わりません。
バターとカロリーあまり変わらず、味もそれほど気にしない。だから少しでも安いマーガリンを選ぶという人は少なくないのではないでしょうか?
しかしマーガリンにはトランス脂肪酸が含まれているものがあります。
アメリカやデンマークでは、食品に含まれるトランス脂肪酸の量を規制しています。
摂りすぎると高血圧、動脈硬化などの心疾患に繋がる恐れがあるので、気を付けるようにしましょう。
バターのカロリー
バターは牛乳から脂肪分を分離させ、練って固めた加工品です。
製造方法によって、発酵バター・無発酵バター・有塩バター・無塩バターの4種類があります。
一般的に多く流通している無塩バターや無発酵有塩バターが主流となっています。
そんなバターのカロリーですが、一般的なものを見てみると
無塩バター・・・大さじ1(約12g)で約91kcal
となっています。
含まれている成分は大部分が乳脂肪ですが、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンDといった栄養素もたっぷり含まれています。
サラダ油のカロリー
サラダ油は、主にサラダに使用するドレッシングなどに使うことを目的として製造された油です。
サラダ油はイヤなニオイや味のクセがないので幅広く流通しています。
そんなサラダ油のカロリーですが、大さじ1(約13g)で約120kcalです。
サラダ油にはビタミンK、ビタミンE、脂質がありますが、サラダ油にもトランス脂肪酸が含まれているので摂りすぎには注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マーガリン・バター・サラダ油についてご紹介いたしました。
- マーガリン約91kcal
- バター約90kcal
- サラダ油約120kcal
カロリーをみるとサラダ油以外のマーガリンとバターはそれほど変わりませんね。
しかし、マーガリンとサラダ油には体に害を及ぼすトランス脂肪酸が含まれています。
普通に食事する分には大きな心配はありませんが、摂りすぎないように気を付けてくださいね。
その分、バターは自然食品なので、トランス脂肪酸の心配はなく、その上ビタミンが豊富です!
ですので、この3種類の中で一番ヘルシーなのは?という疑問には「バター」が正解ではないでしょうか。
体の健康に気を使っている方は、塩分の入っていない無塩バターがオススメです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!