乾燥卵白って知っていますか?
聞いたことがない人でも字を見れば卵白を乾燥したもの?ってある程度はわかると思います。
お菓子つくりをあまりしない家庭では乾燥卵白を常備していないところが多く使い方や作り方など知らないと思います。
乾燥卵白とはどういう物なのか、使い方や作り方を知っておけば役立つことがあるかも知れません。
また、どんなもので代用できるかも知っておけば、いざ作ろうと思った時に乾燥卵白がなかった時にあわてなくてもすみますね。
そこで今回は乾燥卵白とはどのようなものでどんな使い方や作り方をするのか、もし乾燥卵白がなっか時はどんなもので代用できるのかについて紹介します。
乾燥卵白とは
乾燥卵白とは、卵の卵白の部分を特殊な加工法により乾燥させた食品のことを言います。
卵の殻にはサルモネラ菌が発生しやすいものですが、そういった心配がなく、安心して卵白を使用することができるのが乾燥卵白のメリットです。
乾燥卵白は、添加物が含まれていない分繊細な味わいが作りやすく、口にした時の食感がパリッとしやすいのも魅力的な点として挙げられます。
デメリットとしては、乾燥卵白は、乾燥が早いため段取り良く作業を進行しないと作業途中で固まってしまうことがあるので、アイシングクッキー作りに慣れていない方にとっては、多少扱いが難しいかもしれません。
また、少量の卵白を必要とするお菓子や料理などを作る際に便利で無駄がないのもメリットです。
特別な製法で作られる乾燥卵白は、菌が少ないのも特徴の1つです。
ですから、加熱をしなくても安心してお菓子作りなどに使用することができます。
乾燥卵白は乾燥しているため、保存期間も長く、必要なときに必要な量だけ使えるため、環境やエコにも優しいすばらしい食材です。
乾燥卵白の代用できるものはある?
乾燥卵白の代用にはメレンゲパウダーが可能です。
乾燥卵白もメレンゲパウダーも元の原料は卵白です。
メレンゲパウダーはスイーツ作り向けなので、卵白以外に他の材料や添加物が加えられています。
添加物が多いといったことが気になる方や、卵白そのものの味わいや素材を生かしたい方は、乾燥卵白の方が良いかもしれません。
乾燥卵白の使い方や作り方
乾燥卵白の一番多い用途はメレンゲづくりです。
お菓子作りではメレンゲづくりが肝になります。
生卵の卵白だけでは上手に立つメレンゲを作ることができないことがありますが、そんなとき乾燥卵白が役立ちます。
作り方
乾燥卵白に対して水を7〜8倍加えて混ぜることによって、メレンゲを作ることができます。
水の量を調節すれば、濃度も好みにできます。
※乾燥卵白10gに対して70gの水を加えると、80gの液卵白に相当します。
乾燥卵白1に対して約1.5倍量の水を加えてペースト状にし、残りの水を徐々に加えながら攪拌してください。
一度に投入するとダマが生じ、溶けにくくなる場合があるので注意しましょう。
使い方
●マシュマロ (メレンゲにシロップを加えゼリーで固めたもの)
●シフォンケーキ (絹織物(シフォン)のように軽い食感にするために生地にメレンゲを多く使って焼く)
●マカロン (メレンゲにアーモンドパウダーを混ぜ、焼いた生地でクリームなどを挟んだもの)
まとめ
乾燥卵白の使い方や作り方とは?代用するには何が向いてる?
- 乾燥卵白とは、卵の卵白の部分を特殊な加工法により乾燥させたものである
- 乾燥卵白1に対して水を7〜8倍加えて攪拌すればメレンゲができる
- 乾燥卵白を使ったメレンゲでマシュマロやマカロン、ケーキなどを作ることができる
- 乾燥卵白はメレンゲパウダーでも代用できる
今回、乾燥卵白とはどういう物なのか、どんな使い方をするのか何が作れるのか、乾燥卵白の代用に使えるものはあるかについて調べてみました。
乾燥卵白を使えば簡単にメレンゲを作ることができ、そのメレンゲでマシュマロやケーキなど美味しいお菓子を作ることができます。
長期の保存もきくので、お菓子をよく作るする人は常備品として置いても良いかもしれませんね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。