皆さんは「マスタード」と聞いて、どんなものを想像しますか?
真っ黄色でフランクフルトなどにつけるマスタード?
それとも、つぶつぶが印象的なマスタード?
からしが定着している日本人にとっては、あまり違いが分かりませんよね。
そこで今回は、フレンチマスタードの代用とディジョンマスタードとの違いと作り方を紹介します。
フレンチマスタードとディジョンマスタードの違い
からしとマスタードって一緒なんじゃないの?と思う方が多いと思いますが、実は違うんですよ。
フレンチマスタードとディジョンマスタード、からしの違いを見ていきましょう。
フレンチマスタードとは
からし菜の種子(マスタードシード)をすりつぶし、ぶどうジュースや食酢を加えて練り上げたペースト状のマスタード。
酸味と甘さがあり、マイルドな辛さが特徴的です。
ディジョンマスタードとは
フランスのディジョンと言う土地で確立された製造方法に沿って、白ワインと白ワインビネガーで作られたマスタード。
見た目や味はフレンチマスタードとほとんど変わりません。
からしとは
からし菜の種子をすりつぶして、水分を加えてペースト状にしたもので、マスタードのようにワインやお酢は加えません。
なので、ピリッと鋭い辛さが特徴的で、マスタードよりも刺激は強いでんすよ。
フレンチマスタードの代用とは?
料理などでフレンチマスタードが無い時はどのようなものが代用として使えるのか・・・
気になりますよね。
ここではフレンチマスタードの代用として使えるものを紹介していきます。
フレンチマスタードの代用
- ディジョンマスタード
- からし+マヨネーズ
【ディジョンマスタード】
前述の通り、ディジョンマスタードはフレンチマスタードと製法が少々違うだけで、味や見た目などは同じなので、十分に代用は可能ですよ!
【からし+マヨネーズ】
からし+マヨネーズですが、からしはマスタードに比べるとピリッとした辛さが特徴的です。
そこに酸味のあるマヨネーズを加えることで完全ではないですが、マスタードを作ることができます。
ただし、辛さや風味がマスタードとは異なりますので、自分でしっかり判断して使ってみてくださいね。
フレンチマスタードの作り方
フレンチマスタードはあまり使わないし、まるまる1個は要らないなぁ・・・と思う方もいるのではないでしょうか?
そんな方々のために手軽に自分で作れるフレンチマスタードの作り方を一緒に見ていきましょう!!
フレンチマスタードの作り方
- 材料:マスタードシード、りんご酢、保存用の瓶
- マスタードシードを洗って、水気を切る
- 瓶にマスタードシードを1/4入れる
- りんご酢3/4を入れ、蓋を閉めて常温で4~5日置く
- 漬け置きしたマスタードシートをすり鉢ですりつぶして出来上がり
意外と簡単に作れますよね。自分で材料の量を調整して、好きな分だけ作れるので良いですね。
まとめ
いかがでしたか?今回はフレンチマスタードの代用とディジョンマスタードとの違いと作り方についてご紹介しました。
フレンチマスタードについて
- フレンチマスタードはぶどうジュースや食酢を加えて練り上げたもの
- ディジョンマスタードはディジョン地方の製造方法に沿って、白ワインと白ワインビネガーを加えて作られたもの
- からし+マヨネーズでも代用できるが、辛さや風味がフレンチマスタードとは異なる
- フレンチマスタードはマスタードシード、りんご酢で手軽に作れる
あまり馴染みの無いマスタードですが、手作りもできるので気軽に作って使ってみて下さいね。
また同じくマスタードである粒マスタードについては、『粒マスタードの代用とは?賞味期限はいつ?作り方や塩分量もご紹介!』の記事で紹介してますのでこちらもチェックしてみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。