クレンザーは、落としにくい頑固な汚れ落としにも使われる磨き粉ですよね。重曹は最近環境と体に優しいナチュラルクリーニングで人気が出てきています。
クレンザーと重曹は、どっちも同じく研磨作用がある粉ですが、違いは何かあるのでしょうか。クレンザーと重曹の違いと、どっちをつかうのが綺麗になるのか調べてみました。
また、クレンザーと重曹それぞれの掃除の仕方はどのようなのがあるのでしょうか。クレンザーと重曹を使った掃除の仕方もご紹介します。
クレンザーと重曹の違いは?
クレンザーも重曹も、研磨作用がある粉ということは共通していますが、クレンザーのほうが重曹よりも粒子が硬いということがあります。
そのため重曹のほうがプラスチック製など傷付きやすい素材をお掃除するのに向いています。重曹でもプラスチック素材によっては傷が付いてしまうので気を付けましょう。
クリームクレンザーは、界面活性剤に研磨作用がある粒子を混ぜたものです。重曹は、炭酸水素ナトリウムという弱アルカリ性の粉です。
クレンザーと重曹、どっちが綺麗になるの?
クレンザーと重曹でコンロの焦げ付きを実験した人によると、クレンザーも重曹も、同じくらいの効果があるという結論が出ました。
クリームクレンザーと、重曹を水でペースト状にした重曹ペーストでの比較です。クリームクレンザーはこのまま蓋を開けて出すだけですが、重曹ペーストはペーストを作る必要があるのでクリームクレンザーより、やや面倒があります。
また、クリームクレンザーだとこすっても変なカスが出ないのですが、重曹ペーストだと重曹が固まったものが残るので、最後に集めて捨てなければいけないという手間もかかります。使い勝手重視なら、重曹ペーストよりはクリームクレンザーを使ったほうがいいでしょう。
クレンザーと重曹を使った掃除の仕方とは
クレンザーと重曹を使った掃除の仕方は、クレンザーなら綺麗にしたいところに付けて磨くだけです。クレンザーには粉状とクリームクレンザーがありますが、クリームクレンザーのほうが粒子が小さくて傷付きにくいです。
クリームクレンザーは、ステンレス、タイル、プラスチック、ホーローなど家中クリームクレンザーだけでキレイにお掃除できます。
重曹の場合は、水と混ぜてペースト状にして汚れにパックしたり、重曹を溶かした水をスプレーに入れてスプレータイプでも使用できます。
また、クエン酸と反応させて炭酸ガスを発生させ、炭酸ガスの力で汚れを浮き上がらせるなどのワザも使えます。そして人の肌と環境に優しいです。
重曹のほうが使うために準備が多少面倒くさいですが、多彩な使い方ができそうですね。
まとめ
さて、いかがでしたか?
まとめますと、
クレンザーと重曹について
- クレンザーのほうが重曹より粒子が固く素材が傷付きやすい。
- クレンザーも重曹も同じくらいキレイになる。
- クリームクレンザーは、ほぼ家中キレイにしたいところに付けて磨くだけ。重曹は水に混ぜてペースト状にして汚れをパックしたり重曹水スプレーを作ってスプレーして磨く。
ということでしたよね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。