トマトピューレとトマト缶の違いとは?重量や作り方についてもご紹介!

お料理をしようとレシピを見ていると、材料に「トマトピューレ」や「トマト缶」というものを目にしたことはありませんか?

どちらもトマトが原料なのは名前から理解できるのですが、それぞれどう違うのでしょうか。

トマトピューレやトマト缶、同じトマトからできているものであれば、両方常備していなくてもどちらか一方で代用できたら便利ですよね!

代用する場合は重量がポイントなのですが、トマトピューレとトマト缶、どちらをどのように加えれば代用可能なのか、知っていたら作れるレシピの幅もグンと広がります!

調味料として常備していなくても、作り方が簡単なら自宅でトマトから作れそう…!

そこで、今回はトマトピューレとトマト缶の違いと、代用する場合の重量、自作できる作り方についてもご紹介します!

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トマトピューレとは

トマトピューレは、トマトを煮こんでから水分を蒸発させ、裏ごしして皮や種を取り除いたものです。

物によっては、味付けされていたり、されていないものもあります。
トマトが凝縮されているので、トマトの味が濃厚です。

酸味やトマトの食感はなく、あくまでトマト味を加えるのに適しています。

トマトピューレの代用品については、
『トマトピューレの代用品とは?ケチャップとトマトジュースどちらが良い?使い方も一緒にご紹介!』の記事で詳しく紹介しています!

トマト缶とは

トマト缶は、ホールトマト缶と、カットトマト缶の2種類ありますが、どちらもトマトのカットの仕方が違うのみで、作り方は同じです。

トマト缶は、湯剥きしたトマトを煮て缶詰にしてから加熱したものです。ピューレよりは味が薄めで、酸味が強いのが特徴です。

お値段も、トマト缶の方がリーズナブルです。
加熱処理のみで味付けされていない分、いろいろなトマトレシピに幅広く使われています。

そんなトマト缶ですが、実は危険性があるのではないか?という説もあります。

詳しくはこちらで紹介してますのでチェックしてみてください!
→『トマト缶は危険って本当?それともデマ?妊娠中は紙パックのものなら大丈夫?』

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それぞれ代用する場合の重量

トマトピューレ、トマト缶の特徴でも挙げたように、トマトの味が強いのはトマトピューレの方です。

それぞれ代用はできるのですが、同じ重量で使ってしまうと、味が薄かったり濃かったりしてしまう危険性があります。

トマトピューレをトマト缶で代用する場合

トマト缶をトマトピューレとして使う場合は、そのまま料理に入れるのではなく、まず煮詰めてピューレ状にした方がより美味しさがアップします。

トマト缶は酸味が強いので、砂糖を少しずつ入れながら酸味を軽くし、鍋で煮詰めてピューレ状にします。

その場合の重量ですが、煮詰めて水分を飛ばす分、必要なトマトピューレの量よりも多めのトマト缶を使います。

水分を早く蒸発させるため、鍋は底の広い物を使うのがポイントです!

トマト缶をトマトピューレで代用する場合

トマト缶はトマトピューレよりも味が薄いため、レシピに記載通りの量を入れてしまうと味が濃すぎる可能性があります。

代用する場合は味を見ながら少しずつ加える量を調節してください!

トマト缶の代用については、

『トマト缶の代用にはどれが良い?【ケチャップ・生トマト・トマトジュース】』の記事で詳しく紹介しています!

トマトピューレの作り方

代用する場合でも挙げたようにトマトピューレはトマト缶で作れます!

用意するもの
  • トマト缶 1缶・400g
  • 塩 小さじ半
  • ローリエ 1枚
  • 赤ワイン 大さじ1
  • 胡椒 適量
  • 砂糖 適量

1.鍋で煮詰める

トマト缶・塩・ローリエ・赤ワインを鍋に入れて、中火でグツグツするまで熱します。

グツグツしてきたら、弱火~中火で15~20分、時々かき混ぜながら煮込みます。

2.濾す

半量くらいまで煮詰まったら、ふるいやストレーナーなどで濾し、塩・胡椒で味を調えます。

酸味が強いと感じる場合は、少しずつ砂糖を加えて酸味を調整してください。
2ステップで簡単にトマト缶からトマトピューレが完成します!
保存用の瓶などに入れて、だいたい1週間ほどで使い切ることを目安にしてください。

トマト缶の作り方

実はトマト缶も、自宅で簡単に作成できるんですよ!

用意するもの
  • 完熟トマト 好きな量

1.トマトの下ごしらえ

トマトの皮を剥いて、食べやすい大きさ、好きな大きさにカットします。

2.トマトを瓶に入れる

カットしたトマトを煮沸消毒した清潔な瓶いっぱいに敷き詰めます。

3.瓶ごと煮る

水分が入らないように蓋をキッチリ締め、鍋に瓶を入れて8分目くらいに浸かるまで水を入れ30分ほどグツグツ煮詰めます。

こちらは3ステップで簡単自作トマト缶が完成です!
出来上がりすぐの瓶はとても熱いのでやけどには気を付けてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
トマトピューレとトマト缶の違い、作り方をご紹介いたしました。

  • 味はトマトピューレの方が濃い
  • 酸味はトマト缶の方が強い
  • 代用する場合は、味を見ながら濃さを調整すること
  • トマトピューレもトマト缶も、自宅で簡単に作れる!
  • トマトピューレ、トマト缶、両方常備してなくてもレシピの幅が広がりそうですね!

    それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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